流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

読書

東野圭吾 パラドックス13

4日ほど前から読み始め、昨晩に読了しました。 日本を舞台にしたパニック小説。 わずかな生存者たちが、これまでの価値観を捨てて生きていかなければならない状況に陥ったとき、人は何をよりどころにして生きていけばいいのだろう。状況が刻一刻と悪化する中…

はじめての課長の教科書

中間管理職というと、個人的にはネガティブなイメージがあるが、そう感じているのは私だけではないだろう。 この本、課長というポジションを激しく肯定するところから始まる。課長は必要な役職であり、将来的にも不足していく役職であるにもかかわらず、その…

超凡思考

読み終えた。普通に通勤電車の中で読めるライトな本でした。 コンセプトは非常に明快。巷に溢れかえるテクニック本に対するアンチテーゼを示したことは非常に評価できる。テクニック本が流行したその後は、「うわべだけの技術はやっぱりだめ。。。努力しなき…

マネー力

日経BPでよく大前さんのコラムを読んでおり、大前さんのことが気になっていた。 大前さんはいろいろな意味ですごい人だと思うけど、この本に関しての満足度は60%ぐらいか。ただし、前半部分は読むべきところはあると思う。 先の見えない世界経済、自己だ…

不毛地帯を読んだ

不毛地帯 (1) (新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (43件) を見る 故、瀬島龍三氏がモデルとなった作品で、大本営の作戦参謀だった壱岐正が11年のシベリア抑留期間…

コンサルタントの「質問力」

コンサルタントの「質問力」(野口吉昭著)を読んだ。 質問力を仮説力、本質力、シナリオ力の3つに分類。わかりやすく説明している。 この手の本を何度も読んだことがある人にとっては、「そんなこと知ってるよ」と思える基本的な内容だと思うが、読んだこ…

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践作者: 中原圭介出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2008/07/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 22人 クリック: 194回この商品を含むブログ (44件) を見るサブプライムを予…

沈まぬ太陽

山崎豊子の沈まぬ太陽を読了。 この物語の主人公の恩地の生き方は、私にとって眩し過ぎる。。恩地の強い信念を持ち生きることに感銘をうけつつも、はたしてそれが幸せなのだろうかと自問自答してみる。。企業倫理、社会人としての生き方、覚悟、などなど。 …

クルマ界のすごい12人

小沢コージ流ヒーロー列伝 クルマ界のすごい12人 (新潮新書)作者: 小沢コージ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る本屋をうろうろしてたら見つけちゃいました。小沢コージさんの著書「クルマ界のすごい12…

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由を読んだ

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)作者: 中島聡出版社/メーカー: アスキー発売日: 2008/03/10メディア: 新書購入: 12人 クリック: 531回この商品を含むブログ (270件) を見る恥ずかしながら中島聡さんのことは全く知らず、ブ…

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 を読んだ

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)作者: 岡嶋裕史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/03メディア: 新書購入: 5人 クリック: 220回この商品を含むブログ (93件) を見る企業のコンピュータシステム導入に関する問題点を書いた本…

パラダイス鎖国

海部美知さんのパラダイス鎖国を読み終えました。 パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)作者: 海部美知出版社/メーカー: アスキー発売日: 2008/03/10メディア: 新書購入: 33人 クリック: 744回この商品を含むブログ (228件) を見る 冒頭部…

ウェブ時代 5つの定理を読みました

梅田望夫さんの『ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く! 』を読了。 一流の人たちの言葉にはチカラがあり、魂が宿り、それを受け取る人によっても、そのパワーや質の受け取り方が違うのだ。梅田さんの著作には、これまで何か先天的な楽天性のよう…

イノベーションのジレンマ

この本を後輩に貸していたのを返してもらい、ずっと会社に置きっ放しにしていたのだが、先日自宅に持ち帰ってきて、ほぼ5年ぶりぐらいに読んだ。読むのは4回目ぐらいか。イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school …

ダイイング・アイ読了

大好きな作家の一人、東野圭吾さんの本。 ダイイング・アイ作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/20メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (135件) を見る バーテンが交通事故をきっかけとして記憶の一部を失い、記憶を取り…

なぜ、追いつめられたネズミはネコに噛みつくのか?を読んだ

この本、いかにして、火事場のバカ力とも言われる超意識を出せるかということをわかりやすく説いており、12週間の心がけで、超意識を発揮できるようになるというコンセプトの本です。 amazonの評価が高く、売り上げも一時(少しの間だけだけど)一位になって…

野蛮人のテーブルマナーを読んだ

正月に読む本が手元に無く、実家への帰宅途中の電車の中で読もうと思って買いました。野蛮人のテーブルマナー作者: 佐藤優出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/12/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 33回この商品を含むブログ (38件) …

起業家2.0を読んだ

この本は、日本のベンチャーで、いわゆるヒルズ族とはちがう「日本の新しい起業家」たちを特集した本だ。彼らの特徴は拝金主義ではなく、技術指向であること。そんな彼らの起業の半生を、元新聞記者の著者が独自の視点でライトに描いてます。この本を読むと…

フェルマーの最終定理を読んだ

Nikkei BP(Biztech)に書評が出ていたので今更ながら読んでみた。 この本、数学好きにはたまらないだろう。数学好きの方々には是非とも読んで欲しい。 この物語、簡単にあらすじを書くと、フェルマーの最終定理をめぐるストーリーで、アンドリューワイルズ…

ウェブ時代をゆくを読み終えて

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1202件) を見る 読んでいて感じたのは、梅田先生の気迫。これが魂の一…

脳が冴える15の習慣を読んだ

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)作者: 築山節出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/11メディア: 新書購入: 130人 クリック: 1,222回この商品を含むブログ (326件) を見る やればできるのにやらない人って多いですよね…

3時間で「専門家」になる私の方法

佐々木 俊尚さんの『3時間で「専門家」になる私の方法』を読み終えた。 元新聞記者で、現在はIT関連のジャーナリストの著者が、インターネットを駆使して情報収集と整理の方法を提示しているものだ。軽快なかき口で、誰にもわかるようライトに書かれているの…

成功はゴミ箱の中に

読み終わりました今更ながら、成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)作者: レイ・A.クロック,ロバートアンダーソン,野地秩嘉,孫正義,柳井正,Ray Albert Kroc,Robert Anderson,野崎稚恵出…

久しぶりにブクログ書いたよ

長いことほかの本を読んだりしていたので、読破するのが遅くなってしまった。 ザ・サーチ グーグルが世界を変えたジョン・バッテル, 中谷 和男 / 日経BP社(2005/11/17)Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by …

ブクログをはじめてみた

波のうえの魔術師石田 衣良 / 文藝春秋(2001/08)Amazonランキング:59,587位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog

東野先生おめでとうございます

ずいぶんと遅くなったが、東野圭吾先生が直木賞を受賞しましたな。 なんでも、「面白いゲームやったな。勝ててよかった」とコメントしたらしい。本当かどうか知りませんが、先生らしいコメントですね。 東野圭吾先生は、私の大好きな作家の一人で、作品はほ…

ショーケンの逮捕に思う

「萩原容疑者、反省して」=映画製作委がコメント 途中降板した映画「透光の樹」の出演料をめぐり、萩原健一容疑者(54)が恐喝未遂容疑で逮捕されたことについて、同映画の製作委員会は7日、「今回の仕事の過程で萩原氏は一俳優としての役割を超えて、常…

マネー・ボール

感銘を受けると同時に切ない気分にもさせられました。なんだか、古き良き時代が遠いどこかにいってしまうような、そんな気がしてなりません。大学時代にスポーツ雑誌「NUMBER」におススメ書として書いてあったため手にとって読んだ「スカウト」・・・。この…