流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

mixiの日記をアーカイブする(5)

今週もmixiの日記をアーカイブしていく。 

あー、こんなこともあったなぁとほっこりしました。

当時は必死に働いてましたが。。

 

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はじめてのえいぎょう

数ヶ月前のとある日、部長から話があった。内容は部内の人員拡充の相談。
私の上にマネージャー(課長)がいるのだが、もう1つの別案件が多忙すぎるせいで、私の案件には入ってこれない。
結果、私を含め2名で案件対応をしているのだが、案件の規模とそれをこなす人員が全く見合っていない。つまり人数が足りないのだ。その問題点はずっと前から上申していたのだが、ついに人員増強の話が通った模様で、具体的にどんな人を増強するかの相談が私のところにも来たのだ。


部長「おい、ながし。人足りてるか?」
ながし「ぜんぜん足りません。増やしてください」
部長「そうか。何人か候補がいるんだが、お前の下につけようと思う。年上と年下どっちがいい?」
ながし「私の下にですか。うーん、だったら年上はちょっと・・・。年下がいいです」
部長「そうか。わかった!じゃぁ待ってろ」


こんな感じの会話だった。それが2月ぐらいの話だったと思う。んで、今月から新しい人が来ました。

一言いうとすごいでかい。元ラガーマン。身長183センチ、体重105kg(推定)の31歳(♂)が。
4月初からうちの部に異動してきたわけだが、いろいろと面白くてカルチャーショックだったりする。こういうタイプは今まで周りにいなかったなぁ。

 

たとえば・・・
客先からの帰社途中、電車に乗っているときの出来事。
突然後ろを振り帰ったかと思うと数秒後になにごとも無かったように正面を向きなおすのだが、微妙に口がモゴモゴしてる。どうしたんだろうと思っていると、手に持っている袋を差し出し、

後輩「先輩もグミ、1つどうスか?」
ながし「あ・・・、ありがとう・・・」

 

どうやら、巨体を維持するためにカロリーを常に補充しているようだ。以来、彼を観察しているのだが、カロリー補充は欠かせないようで、午後も3時すぎになると何かモグモグしてる感じだ。

 

まぁ、そんな彼なので、間違いなく無意識だと思うのだが、食べ物に関する話題が多い。

 

会議室からの打ち合わせが終わって席に戻る途中、鼻をクンクンさせたかと思うと

「これはスープ・・・スープの匂いしませんか?だれかスープ飲んでますよね」と私に同意を求めて周囲をキョロキョロと見回してみたり、
社内の和年(かずとし)さんという人をなんとなく字が似ている理由で、「和牛さん」と間違えてみたり、
「契約書」という単語をなぜか「ピザ」と聞き間違えてみたりする。
一体どこをどう聞き間違えたら契約書とピザを誤るのか全くもって理解不能だが、まぁとにかく常に食べ物のことは気にしているのは間違いない。黄レンジャーも真っ青だ。


そんな彼も、でかいと言われることはあまり好きではないらしく、新しいスーツを買いたいけどどこで買ったらいいか?という相談を受けたときに
「サカゼン(でかい服を扱ってる専門店)でスーツ作ればいいんじゃない?」という返答をしたところ、猛烈な勢いで全否定されました。

 

「あれは3L以上の人が着るための服屋なので、私には大きすぎてダメです。とくに僕のお尻は小さいんです!」
と力説されてしまった。ちょっと嫌がってる風だったため、しばらくは「サカゼン君」と呼んであげることにしました。

 

まぁともあれ。職場の雰囲気が一気に変わった。なにか違う部になった気がする。こうやって、組織の多様性が保たれているんだろうなぁと無理やり考えてみる今日この頃。