流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

アラフォーからアラフィフのサラリーマンが仕事で辛くなった時に読む文章

あなたが仕事で辛くなった時、どうやって元気を取り戻しますか?

 

感動する映画を見る、お気に入りのお笑いコンテンツを楽しむ、好きな音楽を聞いて癒される  etc…

 

きっと、リカバリーする方法は人それぞれ十人十色でいろーんな方法があると思います。

 

私が辛くなったときには、ついついこれを読んでしまうんです。

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド - Switch amazonレビュー

www.amazon.co.jp

 

誰が書いたのか知らない。読み人知らずならぬ書き人知らずのAmazonレビューです。

 

ご存知の方も知ってる人も多いと思いますが、

最近ついつい見てしまったので、こちらにも記載します。

 

いつもと同じつまらない景色が違ってみえる。

 

所謂リーマンと呼ばれる社会人です。

通勤ラッシュに揉まれ、顧客にも上司にも頭下げ、

後輩の育成押し付けられて色々やってる内に連日残業。

通勤途中で見える、名前も知らない山にもイラっとする。

フラフラで帰ってきたらメシ食う力も無く、酒飲んで寝る。

ゲームする時間あるなら、セミナー行ったり婚活しないとと、無駄に焦る。

俺なんで生きてんだろと素で思う日々。

 

切れた酒買いに行った日に見たSwitch店頭販売で思い出した。

子供の頃マリオ64にドハマリしてた頃に、

「今時マリオとかだっせ!PSだろ」

と友人に言われ恥ずかしく思った事。

あの時俺は友達に嫌われたくない一心で、

「確かにもうマリオは古いよな!」と返した事も。

 

あの当時のFF7の美しさと、CDをテレビで聞けるという衝撃は、

今の子には分からない感覚かもしれない。

それだけ当時の子供には魅力的で革新的だった。

 

何故あの時Switchを手に取ったか今でもよくわからない。

ただビール片手に、つまらなければ売ればいいと思って本体とゼルダを購入した。

 

出勤日だった昨日、電車の窓から見えた名前も知らない山を見て、

「登れそう」と思った瞬間、涙が溢れて止まらなかった。

傍にいた同世代のリーマン達には「なんだコイツ」と思われた事だろう。

 

 

https://www.amazon.co.jp/review/R3HOFXJ0XCN4F4

 

引用するのはここまでにしておきます。

 

このレビューをご存じない方で、アラフォーからアラフィフのゲーム世代の方にはぜひぜひ全文を読んでほしい。

 

世代的にはアラフォー世代がドンピシャと思うけど、アラフィフの世代にもグサッとささる文章でしょう。

 

この文書を最初に読んでからすでに数年が経過しているのですが、なんだかとても共感できるんですよね。

 

 

文章もとても拙くて感情がむき出しになっているのも感じられるけれども、それがまた良い。

 

辛い日常を忘れさせてくれて、そして日常も良い景色にしてくれる。

 

そんなコンテンツを提供する任天堂にリスペクトしつつ、そして過去の自分を真摯に誤り、そして感謝する。

 

刺さるんですよね。この文章。すばらしいと思います。

 

 

また、これこそが人から愛されるコンテンツを提供し続け、長らくゲームを本当のエンタテインメントに昇華させた任天堂の凄さだと思います。

 

この文章を読むと、仕事から逃げたくなる自分を奮い立たせ、何かが救ってくれるかもしれない。

 

そして、世の中にはそんな仕事をしてる人たちも沢山いることを思い出させてくれるんですだから、最高の文章なんですよね。

 

もちろん、私の体験と感情がリンクするからこそ心を動かされるのは間違いないと思います。

 

ただ、それを差し引いても、つくづく思うのが

人の心を動かす文章ってのはテクニックじゃないんだなってこと。

 

いまだに仕事で辛いことがあるとこの文章を読んでしまいます。

 

今年の年末にはゼルダの新作が出るらしいですね。私も本当に楽しみに待ってます。