流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

ブッシュagainについて思う

今回も、というか、やっぱりというか、

アメリカ大統領選挙はもつれにもつれた。幸いにして、共和党の「混乱を長引かせることが米国の利益にならない」とのオトナの判断により、なんとか収拾した。



それにしても、何でこうも毎回毎回混乱をきたすのであろうか。

その根源が選挙制度にあることは明らかである。歴史を紐解くと、独立戦争後の大統領の選出方法の制定時に、直接投票派と連邦議会選出派の2つに意見が分かれ、その妥協の産物として、現時点の大統領選挙制度が制定された過去の経緯があるようだ。



しかしながら、合理性を尊ぶ米国で大統領選という国の根幹に関わる重要な議題についても妥協の産物というものがあることについては、妙に安心したりするなぁと思ってしまいました。多分、私自身が妥協妥協の人生を歩んできたからなんでしょうか。(結構こんな自分が好きだったりするんですが)



それにしても、マイケル・ムーア監督の「華氏911」は、バッドエンディングになってしまいました。

ムーア監督はあと一歩のところで歴史に名を残し損ねましたな。