流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

次の10年・・・


次の10年はどういう時代か?



そんな問いに対して明確な答えを出せる人はいない。でも、どのように社会人として過ごしたらいいのか、これからの社会の発展にとって自分がどのように貢献していけるのか。そう漠然と考えていたときに、最近復活した梅田望夫さんのコラムの文章を読んで感銘を受けたので引用します。



20代半ば(1980年生まれ前後)の人たちが、キャリアとして大きな成功を得られるか否かは、自分が2010年から2030年くらいの間に自分が何ができるか、ということにかかる。ちなみに、僕の場合は1960年生まれなので「1990年から2010年」という期間が極めて重要で、キャリア形成という意味では、その間に時代の流れとシンクロできたことが大きかった。



だとすれば、2010年から2030年という時代がどういう時代であるのか、ということをいつも意識して考えることが必要だ。そのためには、歴史はこれまでどういう風に動いてきたのかということから、これからの10年がどうなっていくか考える癖をつけるといい。



「自分はこれをやる」と内面から湧き出すものがある人は別だが、普通は、時代の大きな流れの中でどういう役割が果たせるのか、ということのほうがキャリアにおいては重要になってくるからだ。



http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/



IT系の社会人として過ごし、はや7年が経った。私は1975年生まれなので、2005年から2025年という時代をいかにして過ごすが重要ということになる。どうやって社会の発展に貢献していけるのか、真面目に考えていきたい。しかし、オープンソースや低価格化に関する考察文章の中に「大企業幹部の典型的反応」を私も考えてしまっていたのは、かなり凹んだ・・・。



それにしても、梅田さんの文章は、その考察が素晴らしいだけでなく、強烈に人を惹きつける何かがありますなぁ。