流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

企業トップのBLOG

CNET JAPAN梅田望夫さんのブログでみたのだが、SUN Microsystemsの社長兼COOであるJonathan Schwartz 氏がブログを公開してるらしい。梅田さん曰く、「企業経営者のものとは思えないほど面白い」

彼のperspectives(観点、見通し、大局観), opinions(意見), insights(洞察)を提供し、他者の視点とリンクし、「a massively connected community and open dialog」(巨大な接続されたコミュニティとオープンな対話)を創出しようと言う。



このような取り組みは奨励されるべきだと思うし、今後、企業のトップの立場の人でブログを書く人はどんどん増えていくと思う。日本でもどんどん広まっていってほしいものだ。

日本企業のトップがブログを書いてるのはまだほんの一部だし、超一流企業と呼ばれる会社の社長はおそらくブログの存在すら知らないのではないか。



昔からそうかもしれないが、企業トップが社員に対してメッセージを的確に伝えていくことは難しい。同じ組織内の社員に対してすら正確なメッセージが伝わりにくいのだから、市場に対してはなお更だろう。

今後、企業トップのブログが流行るとすれば、社長のメッセージと人柄を社内および市場に対して的確に伝える手段として機能していくだろう。



ただ、Schwartz 氏のブログを斜め読みした印象では、市場からは死に体と思われているSUNを活気付けるための社内外へのメッセージ発信としてのブログである意図がかなり見え隠れする。小泉首相とかも、メールマガジンじゃなくてブログで情報発信すればよいのではと思うのは私だけでしょうか。