流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

9/19 サンデープロジェクトを見て

プロ野球のストが残念ながら始まってしまった。でも、他の人たちがすでに語りつくした感があるので、ストそのものについては特に書きまへん。



でも1点、今朝たまたまテレビ見ていたら、サンデープロジェクトで「遂にストライキ突入!当事者、識者大激論!!プロ野球の明日のために」と大層なお題目で討論やってました。テレビ朝日系列の、まぁ皆さんよくご存知のテレビ番組なので詳細は書きませんんが、その出演者を書くと・・・。

伊藤  修 (日本野球機構選手会担当顧問)

三木谷 浩史(楽天社長)

坂井 保之 (プロ野球経営評論家)

野村 克也 (シダックス監督)



プロ野球機構顧問の伊藤さん、プロ野球への新規参入の意思表明をしている楽天の三木谷さん、野球経営評論家の坂井さん、元プロ野球監督で同じく新規参入を目論んでいる野村さん・・・。この顔ぶれを見て、大体想像つくでしょう。はっきり言って私が見た限りは伊藤さんへの集団リンチ+公開処刑そのもので、伊藤さんは泣きそうな顔をしながらコメントしてました。ただでさえ伊藤さんは(多分)テレビ慣れしない生放送で、更に分が悪い議論なのに、3対1、いやいや、後ろにいた二宮清純なども参加しちゃったりしてもう大変不利な状況で議論をさせられていたわけで、見ていて痛々しいばかりの放送でした。しかし、伊藤さん、言ってること支離滅裂だったなぁ。



メディアは双方の主張を元に議論を進展させる社会責任があるわけです。したがって、もうちょっと経営者側から強力な人を出演して公平な論議をさせないとダメじゃないかと思うんですが。テレビ朝日さん。



あ、でもちゃんとフォローしておくと、その直後の「プロ野球を救う道」って特集はよかったですよ。アメリカの独立採算での球団運営と地域密着の努力、アルビレックス新潟の成功とと北海道日本ハムの取り組みなどなど、今後の日本のプロスポーツの在り方を示していてよかった。ただ、アメリカの大リーグだけじゃなくヨーロッパのサッカーでの取り組みや、陰の部分である経営失敗例などもちゃんと報道してくれるとなお良かったんですが。



なんか、この話題すごく長く続いちゃってますね。