カメラマンの友人が面白いことを教えてくれた。EOS 5D Mark IIがすごいらしい。
まぁ、ひとことでいうと「映画クオリティの動画を撮影できちゃうデジタル一眼カメラ」らしいのだ。
デジカメWatchより。
キヤノンは、フルサイズCMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30万円前後の見込み。 「EF 24-105mm F4 L IS USM」と組み合わせたレンズキットも用意する。店頭予想価格は40万円前後の見込み。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/09/17/9238.html
友人から聞いた話では、カメラのスペックが発表されたときにライバル機種と比較しても凡庸だったため、カメラの高機能化を期待した多くの人が幻滅したという。
有効画素数約2110万画素センサーサイズ フルサイズ連続撮影速度約3.9／コマ／秒
液晶サイズ3.0型測距点9常用ISO100〜6400映像エンジンDIGIC 4質量約810g（本体のみ）
ところが、だ。
動画を見た一部の動画撮影愛好家から
「これすげー、っていうかやべー」
という反応がチラホラでだしたようで、評判がかなり上がってきているという。
この動画を見てほしい。
http://www.usa.canon.com/dlc/controller?act=GetArticleAct&articleID=2086
ビデオ撮影をしたことがある人だったら、この動画のすごさがわかると思う。
簡単にいうと、カメラ用の明るいレンズを使用できるため、暗い所でも明るく撮影でき、細部の描写がかなり細やかにできるのがすごいらしい。ここまで撮影可能なビデオカメラがあるだろうか。
もちろん「すげー高いレンズとか使ってるじゃねーか」とか、「ライティングに手間かけてるかもしれないので評価できない」とかのコメントもあるが、こんなビデオって普通撮影できませんよね。
こんな動画とれちゃったら素敵じゃないすか？と思ってみるのである。
CASIOのEX-F1が出てハイスピード動画撮影ができることが話題になった時もそうだったが、テクノロジーの進化による高機能化でデジタルカメラとデジタルビデオカメラの境界がどんどんなくなってきているんですね。
いまのところ、デジタルカメラの高性能化のほうが、デジタルビデオカメラの高機能化よりも先んじてるといったところでしょうか。
将来は、「むかしは静止画を撮るときと、動画をとるための機械は別だったんだよ」って昔話をする時代がくるんでしょうかね。
