1つの転換点
Cnetに「Skypeの共同創設者、CEO退任」と言う記事が10月2日付けで掲載された。内容を抜粋する。
スカイプの共同創設者ゼンストローム氏、CEOを退任--収益モデルの確立成らず
eBayは米国時間10月1日、Skypeについて総額10億500万ユーロ(14億3000万ドル相当)の減損処理を行うと発表した。つまりこれはeBayが、インターネット電話会社であるSkypeの現在の事業全体に対する価値を再評価しなければならないことになったことを意味する。実質的に同社は、元の投資に対し損失を被ったと述べていることになる。eBayは1日、Skype共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるNiklas Zennstrom氏が退任したことも明らかにした。Skypeを再編成し、同部門を新しい方向へ導くための動きであると思われる。
まぁ、eBayがSkypeを買収したときの26億ドルという価格に見合った収益を上げられてないということで、早い話が「買収額が高すぎたね」というわけで、eBayによるSkype買収が投資としての失敗しちゃったねってことですね。
同じCnetの記事の中にはSkype-Outの利用者も減少してきているとのコメントもあります。
ネット電話のビジネスモデルはいまだに収益モデルが確立してないので、次のフェーズに進むべき転換点に来たようですね。
個人的には、振るわないGoogle Talkのシェア買いとして、Youtubeと同様にGoogleが買収しちゃったりするんじゃないの?みたいなこともありえると踏んでますが。(感覚だけで言ってます)