そう、私たちはシドニーから車で約3時間ほどのところにある、とある牧場にいってきたのである。ちょうどハンターバレーと言われるオーストラリアでも有数のワインの産地でもあり、多くの牧場が点在し、競走馬や牛などを多く育てている。オーストラリアが広大だと思わされる、そんな場所にある。
私は会社の同期である友人の勧めで馬主になったわけだが、では、なぜオーストラリアで馬主になろうとしたのか。
理由はいくつかあります。これも友人が言ってたことですが。
まず1点目として、馬主資格が挙げられます。
日本中央競馬(JRA)−>年収2000万円以上
日本地方競馬−>年間所得500万円以上
というハードルがあり、これ以上の年収がないと馬主になる資格がない。これと比較すると
オーストラリア−>実質的に制限は無し
(地方競馬と中央競馬の違いは無く、グレードで区別される)
というわけで、馬主になるハードルが低い。これはかなり重要なポイントです。
一定年収のある人でないと馬を所有できないというのは当たり前ですが、日本だと生産だけでなく維持にコストがかかるため、一定のハードルを設けないといけません。
そのハードルが2000万以上の年収ということで、中央競馬で馬を所有することは一部のセレブにのみ許される特権となっているのが実情です。(もちろん、1口馬主というのは別)
日本で2000万以上の年収を数年続けるのは、普通のサラリーマンにとってはハードルが高いですよね。
(明日に続く・・・かも)