私は一人暮らしをしている。私が住むアパートのちょうど向かいに一軒家の玄関があり、その家に住んでいるおばちゃんとよく顔をあわせる。特に懇意な間柄という訳ではないが、会うと必ず挨拶や一言は交わすぐらいの仲である。
今日、そのおばちゃんに「あら!びっくりした」と突然驚かれ、理由を尋ねたところ、「あなたったら一瞬高校生みたいに見えたんだもの」と言うのです。さらに続けて「あなたは高校生に見えたり、大学生にみえたり、紳士にみえたり、いろんな表情を持ってるわねー」と言われました。
確かに、平日はスーツだし、休日は色々な格好をしているけど、年配のおばちゃんにそんなことを言われたのはすごく嬉しい。
でも、何でうれしかったのだろう。
自分の中で、色々な顔を持っているのは俳優やら映画スターやらというイメージがあるからなのか、それとも、毎日あまり代わり映えしない毎日を送っているからなのか・・・。いまだに理由はわからない。
フツーの生活をしていても、ふとした一言のおかげで、ちょっとした幸せになる瞬間って結構あるんだなぁと思ったそんな一日でした。ありがとう、おばちゃん!