流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

ニューノーマルとかコロナ後の世界とか

コロナ後の世界を考える。

 

そろそろコロナの第一波の終わりが見えてきましたね。ずっと必死に室内生活に励んできましたが、やっと(一時的にでも)終息するんですかね。とてもうれしい事です。

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これまで我が家ではいつ終息するんだろうかと思っていたのですが、私は夏前にはほぼ終息するだろうと予測していました。まだわかりませんが、このままいけば素人の予想があたってうれしく思います。やっと解放される、そんな気分であります。

 

ただ、今のコロナ禍ではみんな必死に耐えて生活しているわけで、その意味では世界共通だと思います。日本は諸外国と比べると圧倒的にコロナの閉じ込めに成功しているわけで、日本国民が一致団結して、その団結が実を結んだわけです。

 

その意味では、これまで自信を失っていた日本の方々にとって、ちょっとだけ自信になったのではないでしょうか。みないろいろと思うところはあると思いますが。でもみんな頑張ったし、きっと次につながると思うんですよ。きっと、意味がある取り組みだったのだのでしょう。

 

結末が見えてくると、次はどうなるのか?が気になりますよね。まさに私がそうです。次のフェーズでの生き方を探そうとするわけです。いわゆるアフターコロナ。

 

では一体どうしたらいいの?そう思っている人は多いと思います。そのための指針みたいなものは持っていたほうがよいと思いました。けれども一体何を信じたらいいの?とおもっている人はとても多いと思います。

 

きっと、今の立場で視点は異なると思います。私の見立てでは、生活者視点と提供者視点の2軸。

 

まず、生活者視点では、高齢者はいままでの対面を求めるし、若者はオンラインでいいと思う人が多いだろう。そうなると、オンラインで済む業界とオンラインじゃ絶対NGの業界で対応が二分されるんだと思う。ここからは妄想ですが、地産地消への回帰が進んだ結果、首都圏から地方への移住とホワイトカラーから第一次産業やら第二次産業にシフトが進む気がします。まったくの勘でしかないけれど。

 

一方で、提供者視点では企業が変わると思う。毎日の満員電車で出社する労働集約的な業務はきっと終わりを告げる。その中でシェアオフィスや自宅勤務は推奨されていく。上の世代になればなるほどその心理的障壁が大きいけれど、若者のほうが柔軟に対応していけると思う。そうなると、いまのホワイトカラーの働き方は楽になる反面で結果を出せる人とそうじゃない人の淘汰が進むのかな?とも思う。

 

けれども、日本の世間的には一気に推進されないだろう。なぜなら今の日本の意思決定者が上の世代だから。かつ、周囲と調和を取りながら進めるから。だから、オンラインを活用したリモートワークは一時的は一気に、けれども中期的には段階的にその浸透度を高めていくんだと思います。

 

まぁ、そんなことを考えていたのですが、冨山さんの本を読みました。みんな、アフターコロナを考えるべきフェーズに来たんだなと思います。きっと、いまは第一波が収まってちょっと安心したところで、きっと夏に向けて(小さな波はあるんでしょうが)それなりに収束していくんだとおもいます。けれども、気温が下がり空気が乾燥する秋以降にはきっとひどいことになる。これも事実だと思います。 

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

  • 作者:冨山 和彦
  • 発売日: 2020/05/09
  • メディア: 単行本
 

 なので、みんな本当に備えたほうがいいと思います。生活も、お仕事も。
冨山さんの続編が本当に楽しみです。