流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

ルノーの折りたたみ自転車 ルノー ライト10(Renault Light 10)

この5月にルノーの折りたたみ自転車ルノー ライト10(Renault Light 10)を購入しました。これまで使ってきたママチャリの代わりとして購入したものでしたが、乗ってみたらそこそこ満足度が高かったのでご紹介したいと思います。

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ルノー ライト10(Renault Light 10)の概要

フランスの外車メーカー ルノー(Renault)のブランドで出されているアルミ素材の20インチ折りたたみ自転車です。ハンドル部分とフレーム部分が折りたためるようになっており、コンパクトにでき持ち運び時に便利。また、サドルだけでなくハンドルの高さも調整可能なので、幅広い身長の方に対応できる設計になっています。7段変速のギアを搭載しながらも、10.8kgの重量を実現したコストパフォーマンスが高いモデルです。

 

ルノー ライト10(Renault Light 10)のスペック

RENAULT(ルノー) LIGHT10 AL-FDB207 ホワイト  20インチ は以下のスペックです。

 

フレーム材質 軽量アルミフレーム
本体サイズ 長さ148cm×幅58cm×ハンドル高さ92cm~105cm
折りたたみサイズ 83cm×45cm×62cm
変速機 7段変速
本体重量 約10.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く)
変速機 7段変速
タイヤサイズ 20×1.75インチ
サドル高さ 80cm~96cm

 

ルノー ライト10(Renault Light 10)の魅力

この自転車の魅力は、この重量を10.8kgを実現しながらも、約4万円程度の価格を実現している点でしょう。つまり、コストパフォーマンスが高くそこそこバランスが取れているのがこの自転車の魅力だと思います。

DAHONやTurnの同クラスの自転車と比較して安価でそれほどメジャーでもないので街中でもあまり被らない。そして、造りも悪くなく、そしてDAHONの一般的なモデルと比較しても1kg~2kg程度軽い。さらに塗装も派手さはないものの、ロゴも主張しすぎず、かといって武骨なわけでもないのでそこそこお洒落っぽく見えなくもないです。

 

ルノー ライト10(Renault Light 10)で走ってみて感じること

実際に2か月ほど使ってみて、街乗りとサイクリングロードで100km以上は走行したと思います。ルノー ライト10の走行性能はママチャリ以上、クロスバイク未満というところでしょうか。どちらかというと少しママチャリ寄りの走行性能と感じました。

 

個人的には街中などStop & Goが多いシチュエーションだと車両の軽さが効くため、軽快さを感じることが多いです。なお、サスペンションなどはないので段差などで振動がダイレクトに伝わってきますが、ここは仕方がないところですね。

 

無風の状態でサイクリングロードでの巡航速度はだいたい20km弱ぐらい。ロードバイクで走っているときと比較するとだいたい5kmぐらいは落ちる感覚です。なお、だいたい連続で1時間ぐらい走っているとお尻が痛くなってきます。ここは個人差があるところですかね。

 

折りたたみは(最初に数回しかやってませんが)これならいつでもできると思えるレベルの手軽さです。調整も含めてだいたい1分以内で折りたたみ作業が完了します。なれたら20秒~30秒ぐらいでいけるかな?ただし、私の自転車はいろいろとパーツを取り付けているので、あまり折りたたみはしない予定。まぁ、ロードバイクの輪行袋に入れるときの手間を考えると段違いに楽ですね。そりゃ当たり前か。

 

この自転車を購入した理由

この自転車を購入した理由の1つは保管場所の問題です。私が住むマンションでは1家族当たり2台までしか自転車置き場が割り当てられません。我が家は4人家族のため、息子2人分の自転車置き場を確保するために、妻と私が使っていたママチャリを処分する必要がありました。

 

妻と私が使える自転車で、ベランダにおけて外に持ち出しをしやすい自転車が必要になったのです。自宅の部屋から外に持ち出ししやすい大きさで、妻と私が乗れて、できるだけ軽く、高くない自転車を探したところルノーライト10にたどり着いた、というわけです。

 

とは言いつつも、実は以前から折りたたみ自転車を以前から物色していたんですよね。

 

きっかけは2014年~2015年頃にIngressをやっていた時に、地元のガチ勢がTurnの折りたたみ自転車(tern Link N8)を購入したのを見て色々うらやましかったんですよね。(IngressでiOSがリリースされて間もなくの2014年ごろから2015年ぐらいまでの間まだまだポータルが少なく、位置ゲーをするうえで徒歩だと効率が悪かったという背景があります)

 

そのころに本格的に折りたたみ自転車の購入を考えましたが、置き場所や買う理由が説明つかないなど諸々の理由で断念。その後も何度か折りたたみ自転車買いたい病を患いそうになりつつも我慢してきたのでした。今回、ママチャリを処分したおかげ?で?(晴れて折りたたみ自転車を購入できる理由が整い?)購入に至ったわけです。

 

この自転車の気になるところ

軽くて比較的安価、なんとなくお洒落っぽいという3拍子そろったように見えるこの自転車ですが、購入にあたり気になる点がありました。

 

それは、外車ブランドの名前を冠している点。

 

これは自転車乗りなら気になる点と思いますし、それだけで購入対象から外す人は多いかもしれません。(実際に私も色眼鏡で見ていました)確かに、以前の私は街中でHAMMERの自転車を見ると少し残念な気分になっていたのですよね。世の中にある自動車メーカーのロゴが入った自転車は、その多くがライセンス生産(自社では作っておらず、ロゴだけ提供)なんですよね。

 

ある意味ファッションなので否定はしていませんでしたが、自動車メーカーのブランドが入った自転車に乗るのはそういう風にみられてしまうのが少し嫌だったのです。

 

けれども、ルノー ブランドの自転車ラインナップを見るとそんな気分はなくなりました。他の折りたたみ自転車専業メーカーと比較してもそん色ないほどのラインナップと評判が高さ。興味が出たのです。特にルノーのウルトラライトシリーズの評判は高く、私が購入したライト10もこの価格ならアリかな?と思える魅力があるのです。

 

ルノー ライト10(Renourt)の販売元

 そして、その例外に漏れず、ルノーライト10もルノーがつくっているわけではありません。販売しているのは大阪にあるジック株式会社(Gic CO.,LTD.)です。

www.gic-bike.com

この会社はライセンス自転車の企画販売として、主に海外自動車メーカーのライセンス管理・販売をメインとしているようですね。保有カーブランドのライセンスはRENAULT/HUMMER/CHEVROLET/CORVETTE/CAMARO/ASTRO/Rover/MASERATI/CITROEN などなど。

 

www.gic-bike.com

ちなみに、本社は大阪の住之江区にあるようですが、東京支店や自由が丘などに直営店があるようですね。意外としっかりしているんでしょうか。

 

そうなると、気になるのは製造元ですが、、残念ながら私にはわかりませんでした。購入時についていた取扱説明書には製造元は記載がなかったんですよね。おそらく中国製造なんでしょう。知らんけど。

 

思ったことまとめ

まぁ、思ったことを書き連ねてみましたが、ルノーライト10を購入してみて、値段相応の良さと、自転車を気軽に楽しめる2点で購入してよかったと思いました。

 

この自転車の一番の魅力はコンパクトになる折りたたみ自転車で、そこそこおしゃれっぽく、そこそこの走行性能のものを、そこそこの価格で購入ができる点だと思います。

 

個人的には、ロードバイクで出るほど遠出する気分じゃないけど、でも30分くらいは自転車で走りたい気分だな、というときにピッタリの自転車です。もちろん街中での普段使いに最適だし、折りたたみも簡単なのでベランダなどにコンパクトに収まります。

 

私のようにマンションの自転車置き場がなく、ベランダに置くための自転車をお探しでしたら、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか