通勤途中で1時間ほどで読めてしまう本ですが、どうしてなかなか。
たしかに奥の深い本です。
- 作者: 木田知廣
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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結局の話、この本で言いたいことは
「論理志向だけじゃなく、心理で動かすんだよ」ってこと。
人間は感情で動く生き物。だから、論理だけではだめで、
感情だけでもだめ。
この本は、そんなことを教えてくれます。
論理志向に関しては、世の中に様々な本が出てますが、
感情で人を動かす本ってあまり出てませんよね。
この本では感情で動かすために、
「CRICSS」の法則
というのを紹介しています。
CRICSSってのは、人を動かすための
政治力五大源泉のことです。
そしてそのネタ本として、
「教えたいけど教えたくない本」として有名な
影響力の武器
をネタ本にしており、
そのことを自らばらしてます。
- 作者: ロバート・B・チャルディーニ,社会行動研究会
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 単行本
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これ、絶対に読んでみてください。
人を動かすことが苦手な人、
どうやって人に言うことを聞いてもらえばいいいのか
わからない人にとっても有効な本です。
それだけじゃなく、
この人は俺を誘導しようとしてるなってことが
手に取るようにわかったりします。
こっちの方が即効性があるかもしれません。
(この本については別途また書くと思います)
ちょっと余談が続いてしまいましたが・・・
どうすればもっと一致団結できるんだろうか?とか、
どうしてこの人は自分の言うことを聞いてくれないんだろう?とか、
思ったことがあるってひと、多いと思います。
この本では、
「大事なことは、自ら動こうとするために
ちゃんとベクトルを意識無意識のうちに
あわせていくこと」
が大事だと教えてくれます。
さらっと読める本なので、事例は充実してませんが、
論理志向を学んだけど、人を動かすことは苦手だって言う人や、
影響力の武器を読んでなるほどと思ったけど、
会社でイマイチ使いこなせてないなーって思う人にとって
とってもいいかもしれません。
一度試してみてはいかがでしょうか!
ってな本です。