発売日にゲットしてそのまま寝かせておいた「ペプシあずき」を飲んでみた。
で・・・。感想は「炭酸水に井村屋のあずきバーを溶かしたような味」
自分としては、少々残念な味。まことに遺憾である。メッコールの不自然さとRootBeerの不味さとドクターペッパーの中毒性を期待して飲んでみたのだが、自分にとってはなんのことはない普通のまずいドリンクでした。
・・・とまぁ、あまり面白くなかったのだが、最近は限定モノで消費者を釣る需要を喚起するというのが流行ってますな。マクドナルドの復活メニューしかり、ユニクロのTシャツ戦略しかり。
考えてみれば、カップラーメンなども多くは新製品が出た直後だけ売れて、その後は売れずに後から出てきた新製品に取って代わられ、ほとんどの製品が数ヶ月でそのままお蔵入りしてしまうようだ。
製品を提供するメーカー側も、長く続くヒット作を生み出そうという長期視点よりも明日の食い扶持を探すほうに躍起になっている。だから、自社のブランド力をつかって目新しいものを矢継ぎ早に投入する期間限定商法をしたほうが儲かるという割り切った魂胆なのだろう。
■今後考えられるペプシ製品
とりあえず、しそとあずきという和風食材とのコラボレーションが来たので次に来そうな製品群を予想してみた。
サントリーの担当者には是非ともこれらの製品を実現していただきたいものですな。
ペプシまつたけ(→秋限定!)
ペプシゴーヤ(→苦味が利いてます)
ペプシだし醤油(→芳醇な味わい)
ペプシみそ(→どんな食材にもマッチする魔法の調味料)
ペプシわさび(→さっぱり味)
ペプシとんこつ(→ラーメン好きの貴方に)
ペプシやきとり(→居酒屋の味)
ペプシきぬごし豆腐(→もうわけわからん)
ペプシカルピス(→それってカルピスソーダだろ)
最後の方はズレまくってしまった。
とまぁ、自社のブランド力を活かして派生した新製品を出す。こうすれば、購入する側からみたら安心感はある。
また、提供する側もそこそこ売り上げが見込めるし、スピンオフ製品であることを堂々と謳えるから、万が一製品の評判が悪くてもブランドの看板は傷つかない。
考えてみれば、テレビドラマもスピンオフとかもそうだよな。今後も、ひきつづきあらゆるシチュエーションにおいてブランド力のある製品をつかって面白い製品がでてくるだろう。
この手の商法は今後ますますカオス状態になっていき、一部のコレクターを除いて商品体系が把握できなくなったところで、「もーわけわかんね」といわれ誰も振り向かなくなったところですべてがリセットされ、またシンプルな商品群にもどるというループを繰り返すのだろう。と、そんな無駄なことを考えている今日この頃。。