流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

iPhone向けSDKを公開?


iPod Touchが届いたのに、そのよさをあまり体感しきれていない。今はもっぱら昔とりだめした動画を携帯動画変換君でフォーマット変換して電車の中で動画を見まくってます。電池のもちも今までのPDA(というかWindows Mobile端末)よりぜんぜんいいです。まぁ、Windows Mobileの方は、DivXのままで見てたのでCPU負荷が違うんでしょうが。


で、動画ビューアーとしても優れてるけど、搭載されてるSafariがすごい。無線通信機能が無線LANしかないため、家の無線LANしか設定してないのであまり使う機会ないんですが、まじすげーぜ。って物欲番長なみにコーフンです。NTTのホットスポットFonのコミュニティには加入してるので、今度外出先で試してみようっと。(ホットスポットは設定方法がわからなかった・・・)


これまで携帯端末のブラウザは色々使ってきたつもりだけど、大げさじゃなくて「他のケータイブラウザがオモチャに見えます」いやー、これだけ差をつけられちゃったか。あるいみすごくショック。これまでボーダフォン702NKでのOperaブラウザやらSH903iのジグブラウザやらPocket PCのIEとかやらお試しでサイトスニーカーとかを試してみたけど、ジグを含めてぜんーぶ数世代まえの製品に見えてしまう。


タップすると拡大表示されたり、横に傾けると横に表示されたり、スクロールが超きもちいいし。まぁ、これはインタフェースのすごさか。
私のこれまでのタッチパネルにまつわるマイナスイメージをすべて払拭してくれました。これからどうなってくんでしょ?って思ってたら、Cnetに興味深い記事がありました。

アップル、iPhone向けSDKを2008年2月に公開へ--ジョブズCEOが公開書簡


サードパーティーによるiPhone向けのネイティブアプリケーションの開発が可能になることを、Steve Jobs氏が米国時間10月17日に正式に発表した。


だそうだ。アプリ開発のプラットフォームを公開して、ユーザーにどんどんアプリを開発してもらおうって話。いろんな業界で開発プラットフォームを公開して、ユーザーによる開発を促進させようとしている。
当然の流れでしょう。モバイル業界の先例としてはNokiaがありますが、あんなマニアックな使いにくい(失礼)端末じゃなくて、かつユーザが多く影響力も桁違いなだけに、欧米ではこれからキャリアの取り組みは加速度的にオープン化に向かうでしょう。これを機にインターネットの世界に続いて、キャリアもオープン化を迫られていくんでしょうな。


ところで、Touchのアプリは、すでにすごい勢いで勝手に非公式アプリを作ってるコミュニティーができて、インストールする方法とかもネットに掲載されちゃってます。
正式には許されてない改造ですので、もちろん自己責任でお願いします。

http://www.tindonya.net/item/102