流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

家電量販店で家電を買い替える意義はもう無い

先日、とうとうリビング用のエアコンを買い替えました。物価高やウクライナ機器などの関係で、いまエアコンを買い替えるのは時期が悪いと言われているのは承知の上でしたが、買い替えざるを得なかったわけです。買い替えたのはこの機種

 

kakaku.com

まだ稼働し始めてから数日の状況ですが、結果として良かったと思っています。新しい電化製品は正義です。買い替えた理由はシンプル。室外機の異音が凄く大きくなってきたのです。エアコンの挙動もなんとなく悪くなってきた感覚があり、そろそろ買い替え時かなと思ってきたわけです。

 

 

思ったきっかけ

エアコンの買い替えが決定的になったのは、妻が「エアコンが壊れたらどうしよう」と言い出したからです。おそらくは私が妻と一緒にみたテレビ番組で上海がロックダウンしたおかげで物流がヤバいという放送内容を観たからでしょう。アラフォー以上に対するテレビの影響力の威力は絶大ですよね。

 

個人的には、テレビ番組がエアコン不足をそこまで煽らなくてもよいかな?。。。とも思いつつ、この手の話で妻に反論をしたところで私に益はないことを知っています。

 

さらには、ここ10年以上は毎年平均気温が上がり続け省エネ性能の必然性が日々高まっていること、かつ、物価高が想定されるこのご時世において購入を先延ばしにするメリットは少なくないと薄々感じてました。

 

そう思いつつエアコンの買い替えをずっと躊躇っていたのは、少しでも支出を減らしたいとおもう節約心でした。しかし、妻からの勅命後は待ってなど居られない。私はすぐに価格comなどで蓄えた知識を武器に、約3週間にわたり家電量販店を複数回りました。

 

その結果、リビング用エアコンの買い替えに至ったわけです。結果として(おそらくは後で振り返ると最悪のタイミングで)買い替えてしまったとも思うが、仮に数万円高く購入したとしても、後悔はしていない。妻のストレスが高くなる前に購入することが大事と認識している。

 

そう。私の人生トータルでみるとむしろプラス。妻の機嫌がなおったのはトータルで見るとプラスにしかならない。つまり、今回のエアコン買い替えは必要な対価だったのだ。そう、そう思うことにしているのだ!

 

前につかっていたエアコン

以前に使っていたエアコンは空調機メーカーのダイキン。購入は今から16年前。私が結婚後にマンション購入とほぼ同時に購入したものだ。エアコンの寿命は10年から15年程度と聞いている。そう考えると割とながく頑張ってくれたと思う。

 

 

ダイキンは家庭用だけでなく業務用でも名を馳せている一流メーカー。なので安心感は絶大。実際に今年で17年目にもかかわらず、異音が発生する以外は問題なく働いてくれたと思う。エアコンが稼働する際にはエアコンの空気取り組み口が大きく稼働し、男心を擽るの機構が備わっていた。

 

ダイキンのエアコンを説明してくれた説明員の方曰く、ダイキンのエアコンは機構が何かかっこいい!という説明とともに、ダイキンはうるるとさららという除湿&加湿の機能が優れていて、他のメーカーよりも温度調節以外の面で優れていることを説明してくれた気がする。

 

まぁ、私にピッタリでしたね。感謝しかない。前の機種はたしか20万円の値段だったと思う。これまで問題なく稼働してくれたことに感謝するしかない。本当にありがとう。合掌

 

マンション構築後15年後のあるある話

新築マンションを購入した人あるあるの話として、十数年経つと家具などの買い替えタイミングがカブってしまい金銭的に困るという話を聞くことが多いです。

 

そして、我が家もご多分にもれず、ここ数年で家電をいっぱい買い替えました。ここ数年の我が家での買い替え経歴は以下のとおり。こうやって整理してみる確かに毎年のように代えていますな。

 

2016年度 全自動食洗器

2017年度 ドラム式全自動洗濯機、掃除機

2019年度 給湯器

2020年度 ガスコンロ関連

2021年度 冷蔵庫

 

そして、2022年度 リビングのエアコンを買い替えたわけです。高額家電などがほぼ同じタイミングで壊れ始めるのだが、耐用年数が10-15年だとすると毎年のように壊れるのはある意味当たり前なので、あらかじめ出費を予定しておくべきなんですね。

 

高額出費にビビる

家を買うとき家電を選びますが、本体(家)と比較するとオプション(家電)は相対的に額が少ないので麻痺しがち。けれども、家電を単品購入する場合は、改めて見るとお高いですよね。

 

途中、子供が産まれたばかりの頃には何もかも余裕がないので思わず忘れがちになりますが、子供たちが大きくなって時間に余裕ができ始めると我が家の貯金は大丈夫なのか?生活できるのか?なんてことを考え始めるわけですよね。

 

というわけで、毎年の予想外かつ、高額の出費にビビってしまいましたよ。気の休まることがなくて金銭的に厳しい状況が続くと思うわけです。けれども、18畳の省エネタイプで満足できる価格で購入できたからまぁよしとします。

 

家電量販店への相談で思ったこと

話を戻すと、家電を買い替えようと思うときには、まず店舗で相談しようと思い立つわけです。しかし、今回はこんな流れでした。

 

・近所の家電量販店に相談をしに行った

・店舗には富士通ゼネラルの省エネタイプが在庫ありとわかった

・その場で購入しようと思い、申込書に属性情報に記入。購入寸前までいった

・しかし、店舗に在庫がないことが判明

・在庫確認で45分待たされた

・その結果、システムの都合で明日にならないと在庫有無がわからないことが判明

 

というわけで結局エアコンを買わずに帰ったわけです。この現代において在庫引き当てが瞬時にできないのはヤバい。「明日まで待ってください。そのあと、契約のために明日もう一度来店してもらえないですか?」的なことを言われて一気に冷めてしまったのですよ。

 

日曜日に来店した顧客に対して、在庫引き当てのために月曜の午前に来店を要求するって何なの?と思い、腹立ち半分で購入をあきらめました。私が思うに、一般的なサラリーマンだったら、「エアコン購入のために朝の会議を欠席します」とか言えないですよね。。。

 

ネットで購入の経緯

そんな経緯があり、私はネットでエアコン物色したのです。後日、某ショッピングサイト(楽〇)キャンペーンが始まったため、何気なく検索していたら、元々ほしい機種が家電量販店で探した金額より15000円程度安く購入可能なことが分かったわけです。

 

しかも、23000円相当のポイントがが付くので合計で38000円程度安いじゃないですか。一体何なのかと震えましたよ。私は。あの休日の稼働とストレスはなんだったのかと。

 

いや、家電量販店で購入できなくてよかった~ (ω)

 

ただ、1点懸念点があったのです。これまで私は大型家電はネットで購入すべきではないと考えてきました。理由は設置作業や製品サポートなどがその理由でした。しかし、今回の購入ではもはや大型家電ですらネットで購入した方が良いことがわかりました。

 

以下のような利点があるのです。

 

・面倒な価格交渉がない

・ネットの場合は在庫数が購入前にわかる。そして明瞭会計

・工事の日付、ルールも明文化されている意識齟齬がない

・サポートも家電量販店のネット店で買えばリアル店舗と同等

 

というわけで、家電量販店で購入するメリットがもはやないと思わざるを得ません。時代は大きく変わっているんですね。まぁ、よく考えたら最後に大型家電を量販店で購入したのは5年ほど前のドラム式洗濯機でした。言い学びになったということですね。

 

家電購入店で購入するメリット

家電量販店で買い替えをするメリットとして、店員さんからの説明などが丁寧で分かりやすく教えてもらう、という利点もあります。

 

しかし、エアコンに関しては価格の支配項は、①部屋の規模と省エネ機能の有無、その次点として、②機種のモデルチェンジ時期 この2つが最重要で、それ以外の差異は微々たる差しかありませんでした。この程度の知識ならネットで十分なんですよ。

 

今回の購入にあたり、事前調査をしたうえで店員と話しましたが、これを超える知見は得られず、あとは説明員さんの押しの強さぐらいの差があったくらいです。

 

なので、もう家電量販店というリアル店舗はいらないんじゃないかとも思った次第なわけです。そう考えると凄く恐ろしいね。店員さんどうなっちゃうのでしょうか。

 

私は家電量販店に存続してほしいと思いますが、そのために数万円高いものを買ってもよいとは思えません。もはや、家電量販店はショールーム的に使う以外の価値がなくなってしまったのかな、と少し残念な感じでうーむっていう感じです。

 

とりあえず愚痴っぽいですが以上です。家電量販店巡りが趣味だった私としてはもっと頑張ってほしいとおもった今日この頃でした。