流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

コロナ休校中に我が家で大活躍! VICTUREのネットワークカメラ

新型コロナウイルスが全世界で猛威をふるっていますね。我が家では、小学生の息子が二人いますが、共働きの4人家族のため実家から義母に来てもらったり在宅勤務をしながら何とか凌いでいます。

 

小学生の子供二人を一日中じゅう家に残しておくのは不安ですよね。。。でも、家にずっと居られないし...どうしようかなぁ。そう思っている方は多いのではないでしょうか。

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そんな中、我が家で大活躍している製品があります。それはネットワークカメラ。amazon1年近く前に3000円台で購入した怪しいブツですが、ひととおりの機能を兼ね備えています。ここ1か月ちかく使ってみましたが、そこそこ使用に耐えられる製品なので、今回紹介することにします。

 

導入した背景・・・コロナ休校

新型コロナウイルスは世界の各国で多くの死者を出しおり、世界中での流行の勢いは収まる気配はありません。今後、残念ながらスペイン風邪などと並び、教科書に乗るレベルの「事件」になるのはほぼ間違いないでしょう。

 

私の家でも息子二人が通っている小学校が休校になり、息子たちを家に残す時間が増えてしまっています。本当は一緒に家にいられれば良いのですが、仕事上、さすがに毎日ずっと家で在宅勤務を続けられるわけではありません。

 

小学生の息子にちょくちょく電話をすればよいのですが、毎回電話をするわけにはいきません。軽く家の状況を見たいとき、どうしたらよいのか。そのちょっと状況を見てみたい、ぐらいのニーズを満たしてくれるのがこのネットワークカメラ、というわけです。

 

私が使っている製品

私が購入したのはVicrureというブランドのネットワークカメラです。

 

 

作った会社は深圳市大界科技有限公司という会社で、2016年に設立されたまだ新しい会社なんですよね。Victureはネットワークカメラ以外にもアクションカメラやMP3プレーヤーなどをつくっており、会社の所在地はその名のとおり中国の深圳にあるようです。

 

先進パーツの組み合わせで安く量産した製品を提供する...こういう領域は中国が大得意とする分野ですよね。実に中国的。昔から各国からの下請けでパーツを生産していましたが、それらを組み合わせて安価な製品を提供するのは中国が得意とする領域です。

 

近年はパーツの精度も高くなったので、高品質なものを提供できるようになり、そこに使い勝手を向上させるスマホアプリを提供すれば安くて使いやすい製品ができあがる、というわけです。そこそこ良い品質の製品を安く提供し、ソフトウェアで使い勝手を高めていけばいいわけで、実に現代風で中国的な会社と感じるわけです。

 

私はなぜVictureを選んだのか。正直言うと選んだ理由はあまりありませんが、同じような価格帯で日本製品を購入すると5倍ほどはかかりそうなので、できるだけ安価なもの、あとは勘でえらびました。以前にも書きましたがamazonのレビューは参考にならないことは肌で感じているので、勘だけで選びましたが、いまのところは正解かな?と思える製品です。

 

使った感想

とにかく3拍子そろったよい商品だと思いました。

 

画質がいい

 このカメラはFHD(フルHD)なんですよね、これ。私の進化がテクノロジーの進化に追いつけなくなってきたのか、最近ではフルHDでスゲーってなることはほぼありません。というか、私にとってはスマホの小さい画面でみるならこれぐらいで十分という気がします。

最近では8Kテレビが出て、4Kと違いが判らんっていう人たちがたくさんいる今、まぁ画質でどうこういう時代は過ぎ去った気がしますね。実際に、職場の昼休みに同僚に見せたところ、すげー綺麗に撮れますね!って評価をいただきましたし。

 

アプリの使い勝手がよい

 このネットワークカメラ、使い勝手がいいんです。画質がいいだけじゃだめなんですよね。いかに普段使いできるかが大事なんです。このカメラ、アプリの使い勝手が気にならないぐらい便利なんですよね。アプリ立ち上げて、ポチポチしてるうちに画面に自分の部屋を映し出せるんです。だから、時間があるときに何度もアプリを立ち上げてしまいます。

本当にストレスフリー。もしかしたら、他も同じぐらいアプリの使い勝手が良いのでしょうけれども。

 

 

とっても手軽

 他にもいろいろいい点があるのですが、あえて選ぶとすれば、小型で少しだけ未来感があるデザインのため設置場所を気にする必要がない点や、設定と設置が簡単で気軽に使えるなどの手軽さがメリットとして挙げられます。そしてなによりも「そこそこの性能でとっても安価」なこと。一言でいうとコストパフォーマンスに優れているという言葉に集約されるのでしょう。だから手軽に使えるのです。

 

カメラとしての基本機能がしっかりしているので、外出先からペットの様子をのぞいたり、防犯用途で設置したり、あくまでも個人用途のレベルになりますが、いろいろな用途に使えそうですよね。

 

不満なところ

不満点といえばやっぱりセキュリティ面でしょうか。こんな事件がありました。中国製のネットワークカメラにはバックドアを仕込まれているでのはないか?という記事。

gigazine.net

確かに、そういわれてみると、そこはかとなく怪しい感じは否めません。私が一番怪しいと感じたのはスマホのアプリインスト時。私は何も考えずにスマホにアプリをインストしてしまいましたが、アプリのインストする際になぜかスマホのGPSOnにすることを強要されたこと。

 

なんでやねんと。思わず突っ込みたくような中華製の独特の怪しさがある点は拭えません。そんな点がやっぱり中華製品だと思うわけです。なので、セキュリティこそ一番大事!って人にとってはこの製品はNGだと思います。ただ、私に言わせるとそれも味わってこその中華製プロダクト。まぁ他に不満はありません。

 

いろいろな機能

私は基本的な使い方しかできていませんが、外出先から部屋の中を確認するレベルだと必要十分な機能を備えています。カメラの角度は変えられますし、画質もフルHDの画像。

 

映像はスマホの画面で確認するには十分。こちらの声をカメラについてスピーカーから出すこともできます。ネットワーク帯域の問題なのかときどき画像が粗くなりますが...まぁ許容範囲と割り切れるレベルです。

 

なお、設置先の音声も聞けるはず、、なのですが、私の場合携帯回線を経由するとなぜか聞き取ることができません。ここは謎です...

 

まぁ、本格的なものを探すときりがないと思いますが、私の使い方ではまったく不満がないレベルの製品ということです。

 

ちょっとした余談

実は、このカメラを購入したのは20196月なんです。購入してから9か月ほど使わずにおりました。理由は前述したとおり、セキュリティが怖いとの理由でした。いろいろとうわさがありましたからね。で、購入後からずっと使わずにいたのですが、この度の新型コロナ休校があり何らかの対策をうつ必要があると感じたため、妻に相談して導入することにしたわけです。

 

部屋に怪しいネットワークカメラを設置することには少々の躊躇いがありましたが、いつでも状況を確認できるメリットと、セキュリティ面でのトレードオフを検討した結果、設置することにしたというわけです。

 

設置してからもうかれこれ1か月ほど経過しましたが、息子たちもこのカメラに慣れてきたのか、ほぼ気にせずに毎日使っています。私や妻が帰宅した直後には電源ケーブルを抜くぐらいの対策はしていますけれども。

 

まとめ

Victureはコスパに優れたよいネットワークカメラと思います。とくにお金をかけずに自宅情報を知りたいというニーズをあっさりとかなえてくれます。一方でセキュリティ面では不安があるので、割り切った使い方ができる人向けの製品という気がします。

 

私が思うターゲットは小学生高学年ぐらいの子供を抱える共働き世帯。そして子供たちの状況を確認したい、という親たち向けと感じました。もちろん、ペットなどにも使えると思います。

 

ネットワークカメラ便利ですよね。息子たちもほどよい緊張感を持ってもらうには最適のような気がします。個人的には購入して良かった製品。少なくとも休校が続く限りは使い続けるような気がします。