流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

南魚沼グルメマラソンに出場した

すでに2週間ほど前の話になってしまいますが、南魚沼グルメマラソンに出場してきました。
昨年、私はこの大会に友人に誘われて初めて出場し、今年は2回目の参戦だったわけですが、私のようなへぼランナーでも楽しめる良いイベントだと感じました。この大会は「走りもお酒もご飯も楽しみたい」のコンセプトだけに、総じてヌルい系の方におススメなマラソン的なイベントだと思います。

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私のように、「年に1回ぐらいはマラソン的なイベントで走ってみたい」とか、「外泊しながらおいしいお酒やご飯を楽しみたい」とか「鬼嫁 愛する妻に週末の外泊の言い訳理由を納得してもらい、かるく旅行気分に浸ってみたい」という方々にとって悪くない大会とおもいました。

 

南魚沼グルメマラソンとは

2009年から開催されており、南魚沼の田園コースをメインとして美しい自然を楽しんで走れる、距離が最長でもハーフマラソンのイベントです。南魚沼市は新潟県南部にある魚沼盆地に位置し、高い評価をうけている南魚沼産のコシヒカリの産地でもあります。2009年のNHKドラマの主人公になった直江兼続公や上杉景勝公の出身地としても有名ですよね。

この大会の最大の特徴は、ゴール直後にお茶碗を渡されること。なんと、この大会では、ゴール後に南魚沼産コシヒカリを食べ放題なんです。これがうまいのなんのって。走ってよし、ゴール後のお食事良し、その後に八海山飲んで良し、の3拍子揃った?大会なんです。

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そして、実はこの大会は「マラソン大会」ではありません。最長でもハーフマラソンまでの距離なんですよね。なので、ガチの人は(おそらく)少なめ...というのが私の印象です。他の大会知らんけど。

 

私の勝手な予想では、友人たちと一緒に宿泊を楽しみながら飲み食いを楽しむアラフォーやそれ以上の年齢をターゲットにした大会と思われます。いや、むしろイベントの参加する人たちにとって走ることは半分おまけで、みんな酒と米を楽しみに来ているんじゃないか、と思えるような楽し気な大会。

もし「食べる&飲む(呑む?)のと、走るの、どちらがメイン?」と聞かれたら、おそらく半数以上の人は、完走後のイベントを楽しむのが目的!と言い切るんじゃないか、そんな大会です。(※個人的な印象です)

 

走っている最中も、Tシャツにビールの絵が描いてあったり、カロリー100倍返しとか、この人何しに来ているんだろうと思える人が割と多いです。俺もなんだろうけど。ともあれ。少なくとも、自転車系のイベントではビールの絵が描いてあるのを着た人は見たことないですね。(飲酒になっちゃうし。)そういう意味でエッジが利いてる大会といえると思います。

コースを走った感想

コースは全般的に平坦が多く、田園風景が広がっていて美しい風景が楽しめます。全般的に平坦で、標高差が最大で55m。ほぼフラットだと思ってよいでしょう。


浦佐にある八色の森公園をスタートした後、500mくらいは緩やかなくだりが続きますが、その後は17kmぐらいまでほぼフラットなコースが続きます。コースの前半はずっと続く田んぼの中をひたすら走る感じ。9キロを過ぎから魚野川のせせらぎを楽しみつつ走れるので、日本の美しい自然を感じながら走ることができ、気持ちいいです。

 

途中、17kmを超えたぐらいのところからちょっとした上りがあり、国際大学の校内のところが最高標高。ここが一番キツイかな。その後はまた田園風景を眺めながらゴールを目指す感じです。で、最後に八色の森公園に戻ってくるというコース。と、まぁハーフマラソン2回目の男が語ってみてもあまり意味ないかもしれませんが、感想でした。

ゴールしてからが本番

そして、この大会のメインはお酒とご飯です。ゴールした瞬間にお茶碗を渡されるんですよ。南魚沼産の白米はなんと食べ放題!なのでおかわり無料。おかずは会場内で設営されたお店で好きなおつまみやおかずを買ってきて、わいわい食べながら白米をたべまくるのが、この大会のクライマックスです。

走った後なので戻しそうになりますが(笑)f:id:nagas:20190622141050j:plain白米のおかずになりそうなおつまみなどなど50店舗ほど出店されており、白米が進みます。まさにカロリー倍返し。もちろん、日本酒や地ビールなどのお店もありますので、レジャーシートを敷いて仲間内で好きなものを分け合いながら話せば、楽しさとおいしさを共有できます。

これが楽しい。ホント、酒を飲みに来たのか、走りに来たのかわからなくなります。

 

ちなみに、数年前まではゴール残り500メートルくらいのところで日本酒の八海山が飲めたらしいのですが、陸連から怒られたため、ゴールした後じゃないと飲めなくなったとかならなかったとか。あくまで噂話ですが。このエピソード好き。

不安点

あと、梅雨どきの開催のため、天候面での不安はあります。今年も梅雨入り直後の開催だったため、天気になるかどうか心配でしたが、運よく晴れてうれしかったです。

とは言いつつも、当日の朝まではスマホの天気アプリを何度も見直しました。途中、前日までは曇りのち雨で、当日朝6時は曇りの予報だったんですよね。まぁ、この点は時期的には致し方ありません。

 

とはいいつつも、私は日焼け止めなどを塗らずに無防備で出場してしまったために真っ黒に日焼けしてしまい、週明けに同僚から「どこ行ってきたの?」と不思議がられることに。梅雨時のイベントは天気が気になりますが、それと同じくらいお肌のケアしておきましょうね。(反省)

まとめ

まぁ、こんな感じの大会なので、ガチの人はいると思いますが、緩く走る人の方が圧倒的に多く、私のようなヘボランナーでも宿泊含めて楽しめるよい大会だと思います。他のマラソンイベントを知らんけど。他にも松任谷正隆さんのトークショーなどがあるのでお祭り感はそこそこあり、楽しい雰囲気だと思います。


と、まぁ感想を書いてみました。また来年もお酒とご飯を目当てに出場したいですね。