流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

AirBnBを使って宿泊したが、意外と良かった

今年の10連休、あなたは何をしていましたか?私は5月の10連休のうち3日を使って伊豆旅行をしてきました。今回、私たち家族はAirbnbを使って初めての民泊にチャレンジをしてみました。

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正直言って、私自身も期待半分、不安半分だったのですが、意外と良かったと感じたので書いてみます。ひとまず、取り留めもなく良かった点と悪かった点を書くとこんな感じ。

良かった点

とにかく安い

私たちは家族4人で5月3日から同じ宿に2泊して、宿泊費は合計23,000円ぐらいでした。ひとりあたりにすると1泊2800円弱で宿泊できたことになります。だいたい、相場観でいうと、素泊まりに限って言うと、近くの旅館のだいたい半分くらい。

宿泊をしたのは大型連休の真っただ中だったため、普段の2倍ぐらいの宿泊費だったと思いますが、それでもユースホステル並みの価格でした。寝る場所を確保するにはかなりリーズナブルだなと思いました。

 

新鮮な気分になる

当たり前の話かもしれませんが、他人の家に宿泊すること、それ自体がかなり新鮮です。知らない土地にある知らない人の知らないおうちに泊まる。これだけでも新鮮だと感じられるんですよね。知らない部屋、共同のトイレや洗面所、隣の部屋には外国からの宿泊客、などなど。

また、ホストファミリーとも触れ合えたりします。これらの経験が特に新鮮に感じられるんですよね。

 

子供たちの教育上良い

最近、私たち家族は年に3-4回ぐらい家族旅行をしています。せっかくの家族旅行なので、そこそこリラックスできる宿泊施設に泊まりたいですよね。これまで私たち家族は(特に子供たちが喘息気味だったということもあり)清潔なホテルを中心に宿選びをしていました。そうなると、リゾートではそこそこ高級なホテルを選ぶし、安い宿だとしても、駅前の新しめのビジネスホテルに宿泊することが多いわけです。


しかし、私自身、これは教育上あまりよろしくないのかなーと思っていました。なぜなら、子供たちにとって豪華なお部屋やビュッフェが「当たり前」と思ってしまってたら嫌じゃないですか。だから、安いところにも泊まってみたいなと思っていたんですよね。

ところが、安すぎる宿は不潔なところが多いので妻が嫌がるんです。今回、普通の家の普通の部屋に素泊まりをして、旅=贅沢ではないことを実感したことは、とてもよかったのではないかと考えています。

 

悪かった点

はしゃげない

今回宿泊したのは日本家屋だったので、襖を隔ててすぐ隣の部屋に別の宿泊者がいました。だから大声を出せません。さらに、私の泊まった部屋にはテレビすらなかったです。だから、部屋に戻ってくつろぐことができません。この点が少し残念でした。


旅行といえば観光で疲れた後にホテルで存分にくつろいだり、観光してきたところの感想をしゃべってみたり、次の日の予定を立てるためにわいわい話したり、ということを楽しみにしている人も多いと思いますが、部屋に帰ってから大声を出せないのは、少しストレスですよね。


まあ、今回の宿泊においては、部屋は寝るための場所と割り切ってしまうことが大事なのかな、と感じました。

 

セキュリティ面が不安

同じ家屋には他の旅行者(外国の方が多かった)が何人も宿泊していました。当然、どんな人か素性がわからないし、少々不安です。部屋に鍵をかけられないし、不安はあります。しかし、この点は仕方がないと割り切るしかありません。家屋には鍵が掛かっていないし、部屋に鍵もかけられない。まぁ貴重品以外に盗られて困るものは特にないのでまあいいのですが。

 

色々と不便

今回は1部屋を借りて宿泊したのですが、部屋に冷蔵庫や洗面所、トイレがなかったため、ホテルなどと比較して少々不便でした。(当たり前ですけど)特に、洗面所を自由に使えないのは少し残念でしたね。何だかんだいっても、洗面所はよくつかうことになるので、部屋の外に出るのは少し億劫でした。

 

まとめ

今回は、大型連休で何か新しい事をしてみようと思い立って民泊をつかってみたのですが、子供たちや妻の評判も上々でした。不便な点やセキュリティ面の不安もありましたが、寝るための施設と割り切ってしまえば意外と悪くないのかな、というのが今回の結論です。旅行を安く済ませたいひと、新鮮な体験をしたい人にはもってこいかもしれません。皆さんもぜひご活用ください。