いやー。この本を読んで良かった。そして、本当にタイトルどおりの本だった。
一番良かったことは、「安心した」ってことだね。
その次に良かったことは「反省しなきゃな」って思えたこと。
- 作者: 戸塚隆将,208
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
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この本に書いてあることは、
超一流企業のエリートほど基本を大事にするってこと。
本当にそれだけだけど、日々の基本動作の大切さを再確認して、
意識して活動していくこと。
この大切さを再認識できただけでもこの本の価値があると思う。
買ってまで読む価値があるかどうかは人それぞれだと思うけど。
目次から斜め読みしても、本当にどこかで聞いたような、
見たようなことしか書かれていない。
まさに「クソ当たり前」なことのオンパレード。
けど、これを一流のエリートが大切なこととして認識し、
日々の立ち振る舞いをしている
・・・という事実を認識することによって、
その大事さを再確認して、ちゃんと活用していこうって
思うようになるのね。
この本を読みながら思い出してしまったのが、サッカー好きの友人の
「世界の一流プレイヤーほど基本ができている」っていう一言。
日々の派手なプレーに惑わされがちだけど、一流のプレイヤーほど
パスやトラップなどの基本がしっかりと出来ているのだ。
まさにこれが真髄だと思う。
日々実践するために、具体例をちゃんと挙げていることも好印象。
この本を批判する人はいろんなシチュエーションで、
この本に書いてある基本動作をしっかりとできているかどうか考えてみることだ。
ゴールドマンサックスやマッキンゼーで働いている人のことを
必ずしも凄いとは思わないけれど(というか、GSの人なんて知らんけど)
まぁなんだ、やっぱり基本は大事なんだなーって考えさせられる
そんな本です。