この発表にはぶったまげた。サービス自体の革新性はないが、この価格は衝撃的。いったいどんなマジックを使ったのだろう。
30以上の雑誌や新聞をiPad、 iPhone、ソフトバンク端末で閲覧――「ビューン」
ソフトバンクグループのビューンが、30以上の雑誌や新聞、テレビニュースなどの配信サービス「ビューン」を6月1日に開始する。iPad、iPhone、iPod touchとソフトバンク端末で利用できる。
ソフトバンクグループのビューンは、iPad、iPhone、iPod touchとソフトバンクケータイ向けに、30以上の新聞や雑誌、テレビニュースなどを定額で閲覧できる配信サービス「ビューン」の提供を6月1日に開始する。
利用料金はiPadが450円/30日間、iPhoneとiPod touchが350円/30日間、ソフトバンクケータイが月額315円。iPad、iPhone、iPod touchは利用開始から30日間、ソフトバンク端末は、端末購入と合わせて店舗でビューンに申し込んだ場合、利用開始から1カ月間は無料。(以下略)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/31/news062.html
ユーザーにとっては、雑誌を購入するよりも簡単で安価に、雑誌と同等の質の高いコンテンツを利用できるメリットがある。
一方、出版社側にとっては、印刷や流通のコストを省くばかりでなく、売上減に悩む雑誌販売への強力なカウンタメッセージになりうる。
同じようなサービスを夢想していたひとは多いと思うけど、一番有利な立場のキャリアが手がけちゃいましたね。しかし繰り返しになるが、よくこれだけの配信サービスを用意できましたなぁ・・・。まだモノは見ていないけど、関係者の方々はきっと苦労されたと思います。
で、このサービスを利用するターゲットはどんな人たちなのか。私は意外と年配の方たちだったりするのではないかと思ったりします。
以前、いまでも週に数冊の雑誌を講読している大先輩に質問したことがあります。
「同じ情報はWebでタダですぐに入手できるのに、なぜあえてコストをかけて雑誌などの情報を入手するのか?」
答えはこうでした
「インターネットの情報は信用できないから」
そんな世代に一番リーチするサービスなのではないか、私はそう思うのです。