決算会見で見えてきた三社三様の「ケータイのこれから」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/45228.html
au → 携帯で苦戦中。KDDIグループでFMBCに活路を見出せるか。auの利益が増えたのは端末が売れないから。
ドコモ → パケット通信料の割引、サービスの拡充など積極的。
ソフトバンク → とにかく加入者を増やす戦略。有利子負債の返済が先。
各社ともにLTEのサービスインに向けた設備投資などが負担となるが、経営視点でみるとドコモは攻めてソフトバンクは守りと見ることもできる。世界的な不況の中で各社とも厳しい状況であるが、少なくともここ1年はauとソフトバンクは我慢の年か。
んで、このコメント
少しうがった見方かもしれないが、ソフトバンクはケータイによるモバイルインターネットの世界を広く進化させようとしているというより、とにかく端末をバラまき、より収益の上がる構造を作り出そうとしているように見えてしまう。ビジネスとしては正しいのだろうが、2009年春モデルの発表会のときにも触れたように、発表内容やプレゼンテーション、発言などを見ていると、端末に対するこだわりや思い入れが徐々に薄れてきてしまっているようにも見受けられるのだ。好調を続けるソフトバンクだからこそ、今後の展開が気になるところだ。
私も同じことを感じた。確かにiPhone以降は端末に対する熱心さがなくなりつつあるように感じる。予想するに、孫社長は「携帯会社」というオモチャに飽き始めて、次の新しいオモチャを探してるのではなかろうか。