流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

関根勤から学んだ「伝える本質」


プライベートでも仕事でも、面白いものでも真面目に伝えることでも、他人に自分の思いをうまく伝えるって難しい。営業という仕事柄、ロジカルに伝えるだけで人は動いてくれるとは限らない。もどかしい思いをすることはいまだにあり、自分の思いを伝えるのって難しいなってつくづく思う。


私は自分の思いがうまく伝わらないとき、関根勤さんがある講演で話したエピソードを思い出す。
それは、関根勤さんがモノマネの極意をつかんだブレークスルーとなる出来事でもあったという。当時ラビット関根という芸名で、モノマネでいまいちパッとしなかった関根勤が思い悩んでいたときの出来事。



テレビを見ていたら、故ジャイアント馬場さんがべろんべろんに酔っ払ってテレビに出演していた。
まぁ、どんなシチュエーションかは不明だけど、とにかくジャイアント馬場さんが酔っ払ってテレビに出ていたのを、関根勤が見ていたのだそうだ。そのジャイアント馬場さんを見て、思わず唸ったらしい。


「これは、ジャイアント馬場よりも、ジャイアント馬場だ!」・・・と。


特徴あるジャイアント馬場さんの話し方が、酔っ払ったがため更に「馬場っぽく」なってたのをテレビで放送していたわけだ。


そこでつかんだ本質。


「物事を伝えるには、大げさに表現すればいいんじゃん」



全ての特効薬になるわけじゃないけど、覚えていて損は無いかなと思う。関根勤さんが自身を語ったとき、そのエピソードがなければ今の自分は無かったかもしれないと語ったのは、多分半分以上は本当なんだろう。


いやーそれにしても、伝えるってムズカシイ。