流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

結婚式二次会ムービーその4


用意するものが整ったら早速製作にかかかります。まずは生い立ちの核となるスライドショーを作成します。


二人の生い立ちの根幹となる部分ではありますが、実はあまり考慮点はありません。ここでは前述の通りLifewithPhotoCinemaで作成した例を書きます。


PhotoCinemaでは音楽と同期させた画面遷移を作成するソフトウェアです。いわゆる写真のスライドショーをクリックの操作だけでかっこよく見せてくれるソフトです。順を追って昔から再生し、画面遷移用のボタン(スタイルという)をクリックしていくと、それなりにカッコいいムービーが出来上がります。Wii写真チャンネルやPlay Stationでも似たようなことができますが、このソフトはその先駆けとなったプロダクトです。


なお、PhotoCinemaでは字幕を入れません。あとに出来上がったムービーを結合する時に説明字幕を入れます。サンプルとしては、これらを参考に画面遷移をつくるといいでしょう。PhotoCinemaはかなり簡単につくれます。


PhotoCinemaの長さですが、これも前述のとおり、2章の新郎生い立ちを1つ、3章の新婦生い立ちを1つ、それぞれを各2分30秒ぐらい、4章の二人の出会〜告白を2分ぐらい、5章のお幸せに映像を1分ぐらいで完成させ、mov形式の映像編集用(640×480)で保存しておきます。


後で字幕をいれますが、画面遷移が早すぎるとそれとリンクさせる字幕を読みきれない可能性があるので、ちゃんと写真を「見せる」場合は写真に1枚につき5秒ぐらいの長さを考慮するといいでしょう。字幕に関しては、それぞれのPhotocinemaが完成したタイミングでPremiere Elementsで字幕を入れるのがいいと思います。Premiere Elementsの基本操作は別途に記載します。


Photocinemaでスライドショーが流れている間に流す曲の選曲ですが、私の経験則として新郎はアップテンポな曲、新婦はしっとりとした曲があいますが、まぁそれぞれのイメージがあると思いますので、その人の雰囲気に合った曲をチョイスするといいでしょう。次は、つかみの映像の作成方法について記載します。

(つづく)