流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

結婚二次会ムービーその1


一昨日、やっと先輩の結婚式の二次会を終えた。はてなの日記の更新も滞ってしまいましたなぁ。一区切りがついたところで、私が一昨日の二次会で披露したムービー作成について書いてみようと思う。


私、特に最近は結婚式の二次会幹事やらムービーを任されることが多い。特にムービー作成は披露宴で流したムービーも含めるとなんと7回目。だいたいがそれぞれの生い立ちを綴った12・3分程度の動画だ。会社の余興などで携ったムービー作成も含め、これまでに大勢の前で披露した回数は全部で10回ぐらいか。2年弱で10回なので、我ながら多くこなしてきたものだ。


私は2年ほど前まで動画編集はおろか画像編集の経験もほとんど無かった。最初のうちはとりあえず同僚にお願いし、一緒にムービー作成してみた、というのが約2年前の話だ。


試しに動画編集をやってみるとコレがなかなか面白い。現在販売しているような程度のスペックのPCであれば、あまりストレスを感じることなく作業ができ、初期投資はほぼ不要でお金がかからない。それに思ったより技術を必要としないし、試しに作ってみると「すげー」と言ってくれる人も多いので、今のところ楽しみながら作ってます。


よく、人に「色々大変なんでしょ」と言われるが、確かにそうだ。ただ、大変なのは技術を習得することではなく、クオリティを高めようとすればするだけ、色々と考えるべき点が多い。ただ技術面でいえば、ポイントを抑えれば簡単に出来るようになる。動画と動画をつないだりはモチロン、色々な演出もちょっとした事ならエントリークラスの動画編集ソフトで出来てしまう。その操作は難しい技術は必要ない。
私がよく例えるのは「新人研修の時のPowerPoint」と言って説明してます。


PowerPointは、見た目を凝ろうと思えば思うほど工数がかかる。クリックした瞬間に文字をスライドインさせたり、画面遷移を変えたり、ネット上から写真などのパーツを集めてきたり。コンテンツの中身が無くても、ある程度工数をかければ「何かカッコいい」内容のように思えてしまうのだ。(最初の頃はね)
動画編集についても同様の事が言える。半分以上は自己満足で力を入れた部分ほど、その工数ほどにはすごいと思ってもらえない、いわば自己満足の世界なのである。(つづく)