流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

GoogleがDoubleClickを買収の巻

最初は意味がわからなかった


一応、ITのカテゴリーに属する会社には所属しているんですが、恥ずかしながらDoubleClickの会社のイメージはバナー広告の会社しかなかったんですわ。最初は「なんで今更バナーの会社を買うんだろう」という思いと「技術志向の会社のGoogleも変わるもんですなぁ」って・・・。


ところが違うのね。
いろいろな記事、いろいろなBlogを見て、このニュースには幾つもの意味があることがわかりました。まずは、DoubleClickをめぐる買収競争でGoogleがMSを破ったこと。昨今のMSの弱体化が鮮明だという記事が踊ってました。


んじゃぁ、今後GoogleはDoubleClickを買収して何をしたいの?という問いに、多くのニュースサイトを見てもあまりよくわからんかった。Web広告の大手DoubleClickを買って、インターネット広告業界を牛耳っていくという結構当たり前のことしか書いてない。


そこで、いろんな人のBlogを参照してみましたが、とどのつまり、広告の精度を限りなく上げることが目的なんですね。Googleサーチ、GmailAdsense、Analyticsなどの情報を組み合わせて、個人を特定せずに統計上のデータ精度を上げて広告にヒットしやすくしている


広告という側面からデータを溜め込むための、DoubleClickを買収ってわけですかね。これでWeb広告に関しては死角がなくなったようにも見えます。MSはどう打って出てくるんでしょうか。