流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

静寂を買う。BOSE QuietComfort 20i


先日、アウトレットに行ったときに思わず購入してしまいました。BOSEQuietComfort 20i。ホント、いまさらながらですがレビューしちゃいます。


このイヤホン、前々から気になっていたのと、すごく前に依然に知り合いからヘッドホン型のノイズキャンセリングQuietComfort 3を試させて貰ったときに「すげー」って思ったことがあった。QuietComfortはヘッドホン型だったけど、BOSEノイズキャンセリングイヤホンが出たらずっと買おうと思いつつ、ちょっと高価だったのでなかなか手が出せずにいました。んで、某アウトレットに行ったら旧モデルのQuietComfort 20iが1割引で売ってるではありませんか。後継モデルはカラーバリエーションのみ違うので、実質現行品、そして現行品は値上げされて割高になっているので型落ちでもいいから「これは買わなくては!」と思って買ってしまいました。27000円くらいだったかな?
後悔はしてない。


このイヤホンの特徴はとにかくノイズキャンセリングが半端ないということ。それ以外の特徴はないけど、とにかくノイズキャンセリングがすごい。音質は軽すぎてスカスカな音なので、期待外れの人はいると思います。ノイズキャンセリングイヤホンはこれまでにSONYのも使ってみたけれど、それよりも格段に良いと思いました。(お値段も全然違うけど)ホワイトノイズ(サーっていう音)が小さくて気にならないレベルなので、ノイズキャンセリングイヤホン独特の使用感という意味で他と比べると違和感を感じにくいのかな、と思います。



んで、価格comばりにレビューをしてみます。


デザイン ☆☆☆☆ いたってフツーだと思う。特筆すべき点がない。あるとしたらBOSEのロゴか。


高音の音質 ☆☆☆☆ それほどよくないと思うけど、まぁいいかなって思えるレベル


低音の音質 ☆☆☆☆ 薄味な感じ。期待しないほうがいい。高音よりさらにどうでもいいかなって思うレベル


フィット感 ☆☆☆ 個人的にはよくないと感じます。SHUREのイヤホンに慣なれると、グリグリ耳の中に入れ込む感覚がないとフィット感を感じられず、常に音漏れするような気がしてしまう。 グリグリしないとダメってのは、もしかしたらSHURE病かもしれませんなぁ。


外音遮断性 ☆☆☆☆☆  これだね。いや、本当にこのイヤホンの価値はノイズキャンセリング機能につきますわ。  かなりの音をシャットダウンしてくれる。すごく不思議。 ただ、ホワイトノイズはゼロではないので気になる人は気になるかもしれない。


音漏れ防止 ☆☆☆☆☆  漏れるはずがない。いまのところは。


携帯性 ☆☆☆ よくないと思う。この電池兼コントローラの大きさは邪魔と感じます。 けど、まぁしかたないんだけどな。けどやっぱり気になる。


満足度 ☆☆☆☆☆ いろいろ書きましたが、地下鉄通勤の私にとっては唯一無二の存在となりつつあります。このノイズキャンセリング機能は流石。



総括すると、とにかく電車の中で静寂を求める人にはお勧め。純粋に音質だけでいうと2000円クラスのしょぼいイヤホンのような音のように思えます。なので、音楽を楽しみたい!って人にとっては期待外れかもしれません。私が一番のお勧めだと感じるのは地下鉄の中で語学を学んでる人。おそらくベストに近い選択肢だと思います。
内はともあれ、この静寂には大きな価値がある、と私は思います。電車の中で、新幹線の中で、飛行機の中で、とにかく静かになりたい!と思える人がターゲットです。その価値を感じられる人におススメしたいイヤホンです