流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

地味に嬉しいSHURE SE215SPE-A


驚きは無かったけど、今後愛用していくんだろうなぁ。
というわけで、買いましたよ。SHURE SE215SPE-A。



通勤の時に使うイヤホンはここ2年くらいSHURE215-CLを使っていたが、ほぼ毎日愛用していたため、最近はケーブルの接触が微妙に悪くなっていて、たまに音が途切れてストレスがたまっていた。そして、最近はイヤホン熱が微妙に高まったこともあり、そろそろ新しいブツが欲しくなったこともあり、色々物色してみた。


で、買う前に色々と調べてみたものの、私は地下鉄通勤での視聴がメインであり音質にはあまりこだわらないことや、経済的というかお小遣い的にいまだにイヤホンに一万以上出す気にはなれないという理由により、最大でも一万までの予算で遮音性が高いイヤホン選びをすることにした。


調査の結果、総論としてはイヤホンの趨勢は、愛用していたSHURE215-CLを購入した約2年前からあまり変わっていないと感じた。他に候補にあがったのはUE600だったが、結局のところ地下鉄通勤の遮音性を重視してSHUREにした。使用感としての結論はスペシャルエディションだけあって驚きはないが、微妙に嬉しいわこれってのが感想だ。


何よりコードが短くなって取り回しが良くなったのがいい。SHURE SE215 SpeAのコードの長さは1.16m。これまで愛用していたSHURE215-CLを使っていて唯一の不満がコードの長さゆえの取り回しの悪さ。なんと1.6mもある。しかもワイヤーが入りで取り回しが著しく悪く、1.6mの長さを必要とする人は一体どんな使い方してるだろうか?って思ってしまう。多くの人にとって、SHURE SE215 SpeAのコードの長さが改善されたことの意義は大きいのではないだろうか。また、コードの材質が変わってて、取り回しの改善に貢献している。従来のケーブルから柔らかく細くなったことにより、断線の確率はおそらく上がっていると思うが、まぁ1年ぐらいもってくれればいいかな。。と思っている。後悔はしていない。


音質は低音はまぁ皆様のレビュー通りで、SHURE215-CLと比較してクリアさは無くなって、ボーカルなどの声がが少し遠く感じる気がする。悪く言えば少しこもったような音に感じる。たぶん不満に感じる人も居るだろうと思う。個人的にはノーマルバージョンSHURE215-CLと比較して、当然のことながら感激はない。


遮音性はさすがSHURE。安定の耳栓クオリティ。地下鉄のなかでも音楽に集中できます。音楽を満足のいく音量で鳴らすと車内アナウンスは殆ど聞き取れません。乗り過ごし注意。


カラーリングも想像した通り。高級感はないけれど、スペシャルエディションらしい特別感を演出することに成功している。なかなかキレイでカッコいい。これ、多色展開したら良さそうだねと思ってしまいました。SHUREって昔は多色展開やってたよね?最近はやらないのかな?



総じていうと、驚きは無いけどやっぱり良かった。
私のような地下鉄通勤の人や、音楽にロックを楽しみたい人で低音重視の人などに特におススメの製品だと思います。また、SHURE 215 CLでコードの長さや取り回しの悪さに耐え切れない人にもおススメです。ただし、音質の味付けが低音重視なので、クリアな音質を求める人や語学などはノーマルバージョンの方が向いてます。


どうあれ、SHUREがけが気にならないひとだったら、1万以下で遮音性の高いイヤホンの人に抜群におススメできる製品だと思います。よかったらお試しあれ。