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流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

デジタル一眼を買替えようと思ったら、ビデオカメラを買っていたでござる

手持ちの一眼レフとビデオカメラが古くなったので、買替えを検討していました。最近のデジタルカメラは動画機能もついているので、デジタル一眼カメラとビデオカメラの2台の機能を1台で賄える一眼レフを探していましたが、なぜかビデオカメラを購入することになってしまったので、備忘録ついでに書いてみます。

  • 買替えようと思った経緯

最初はデジタル一眼レフを買替えようと考えていました。
今持っている一眼レフは親から譲ってもらったキャノンのEOS Kiss Digital X。譲り受けた当初、子供が産まれた頃には一眼レフが楽しくていろいろなシーンで撮影しましたが、大きさと重さがネックになり、最近は年に数回しか活躍することはありません。せめて半分くらいの大きさと重さだったらなーと考えながら、でもやっぱりボケ味をだした写真を撮りたいとWebを見ながら、手頃なミラーレス機が欲しいなとWebを眺めながらニヤニヤしておりました。


で、色々見ていると、最近のデジタル一眼の動画はすごく綺麗に撮れるのね。いや、すごいのは知っていたので、これはビデオカメラも一緒に置き換えるチャンスなのではないかと考えたわけです。
我が家のビデオカメラは6年前に購入したソニーのSR-60というモデルですが、最近はめっきり出動することが少なくなっていました。動画を撮影しても、写真のようにプリントアウトできないから頻繁に見るわけではないし、編集が面倒なこともあり、わざわざ動画専用の機器を普段のお出かけで持ち運ぶことはほとんど無くなっていたのです。


まぁ、言ってしまうと、デジタル一眼もビデオカメラも、手軽に撮ろうと思ったら、手持ちのiPhoneで撮影した写真や動画でこと足りることがほとんどで、それよりもクオリティが高いものを撮ろうとしても、手持ちのコンデジソニーのRX100)で事足りてしまう。多くの人が言うとおり、写真もビデオも画質の綺麗さよりもシチュエーションしだいで手軽に撮れるほうが大事だったりする。そりゃ、綺麗に撮れるのに越したことはないけれど、シチュエーションに最適製品を選ぼうってことになりました。
だから、iPhoneやRX100に撮れないないような写真や動画が撮れて、ちょうど運動会シーズンってこともあり、望遠で高倍率で、かつ写真も動画もとれて、手軽に持ち運びできそうなカメラを買おうと決めたわけです。

  • そしてデジタル一眼を選び始めた

最初に物色したのは、動画を綺麗に撮れるミラーレスであるNEXシリーズです。小さいボディながらもAPS-Cサイズのセンサーを積んだNEXシリーズは私にとってとても魅力的でした。一眼レフよりも軽量で機動性が高く、写真もそこそこ綺麗に撮れる。動画は5シリーズなら文句なしのレベル。いやーどうしようかなーと考えているところで価格を見たところ、意外とお高い。ちょうど、ソニーさんが5000円キャッシュバックキャンペーンなるものをやっているんだけど、それでもちょっと高い。いや、標準ズームレンズだけのセットならそんなに高くないけど、250mmくらいの望遠レンズをつけたダブルズームキットにすると、7万円くらいしちゃう。ちょっと躊躇う。NEXの3シリーズなら5万円ぐらいだけど、動画を重視するならここはNEX5シリーズで妥協できないなぁ・・・。




うーんと考えているところで、Panasonicやらオリンパスやらキヤノンのミラーレス機が目に飛び込んできた。これでも動画が撮れる。こっちは動画の評判はそこそこながらも、安くダブルズームキットが手に入っちゃう。キヤノンのEOS-Mなら4.5万ぐらい、型落ちで画質は落ちるけどパナソニックLUMIX DMC-GF5WA ダブルズームレンズキットなら3万ちょいで手に入っちゃう。この価格差は悩むなーと思っていたけれど、残念ながらオートフォーカスが遅かったり、動画に関する評判はイマイチのため諦める。


で、どうしようかなーと思って家電量販店をウロウロしていたところ、EOS Kiss Digital X7が目に留まった。EOSシリーズ最軽量、手にとって見ると軽すぎてビックリ!!グリップも悪くない。手持ちのTAMRONのズームレンズも使えるし、悪くない選択肢だなーと思いつつ、一眼レフとビデオカメラをあわせて最新化できるなーと思いながら色々想像してみました。が、やっぱりちょっとお高い。いや。ボディだけだと充分安いんですが、ダブルズームキットになるとやっぱり7万円以上する。ズームレンズも評判は悪くない。STMレンズ欲しい。けど、だがしかし、カメラにかけられるお金は5万ぐらいだよなーと考え、やっぱり躊躇する。



ここは型落ちになったEOSの60Dを狙うか、いやまだ高くて買えないとか、いっそのこと思いっきり安くなってるEOS Kiss x5のダブルズームを購入しようか・・・いや型落ちはちょっとなとか、ニコンも考えてみるかとか、ソニーのαシリーズは型落ちなら買えるなとかいろいろ迷いましたが、イマイチ決め手にかける。そして最初の選択肢だったソニーのNEXシリーズの前をウロウロ、手にとってパシャパシャ、ウロウロの繰り返し。


と、一連を繰り返したところで思考がぐるぐる回ってしまいました。うーん。
そもそも、運動会向けの用途だとダブルズームキットを買わなきゃいけないことで、そこそこの金額になってしまうんですよね。ちょっと踏ん切りがつかない。

  • ビデオカメラを物色してみた

で、それじゃビデオカメラも見てみるかって考えた。
そういえば、最近はビデオカメラってほとんど興味がなかったなーと思い、Webで情報収集してみる。


で、ビデオカメラを買い替えようと考えたとき、どういうシチュエーションで撮影するのかなーと考えるわけです。そもそも、最近は手持ちの携帯電話やコンデジでそこそこの動画が撮れる。手持ちの機材では、一番お手軽に撮影できるのがiPhone5、あとはいま使っているコンデジDSC-RX100)。特にRX100の動画機能は綺麗すぎて、6年前に購入したビデオカメラ(ソニーのSR-60)のクオリティを凌駕しており、手振れ補正などもしっかりしている。だから、「ひょっとしてビデオカメラは要らないんじゃないか」って思ったこともありました。
ところが、RX100は高倍率なズームは搭載しておらず、運動会など高倍率のズームが必要な用途には不向き。んじゃ、そこそこのズームを搭載した、「運動会」用途でせいぜい数十メートル離れた場所からズームで全身をしっかりと撮りたいというニーズにフォーカスしたビデオカメラを選ぶことにしました。ビデオ専用機を運動会や旅行などの限られたシチュエーションでの使用に限定した場合、年に数回しか持ち運ばないことを前提として、持ち運び重視でバッテリがそこそこ持つ安価なモデルを選ぼうと考えました。
条件を整理すると、


 ・できるだけ安価なモデルにしたい。3万円以下。
 ・撮影時間は100分以上欲しい。予備バッテリは持ち歩きたくない。
 ・機動性を重視。できるだけ軽いモデル。200g前後。
 ・フルHD、動画の有効画素数が200万画素。
 ・手振れ補正は光学式


というわけで、今度はビデオカメラを物色しはじめたわけですが、最近のビデオカメラは本当に安い!主だったメーカーからいろいろ出ていますが、まず目についたのはビクターの安さ。安いものだと1.3万円ぐらいでフルHDかつ40倍近い光学ズームを搭載した機種を買えちゃう。なんだこの安さはと思いながらよく見てみると、やっぱり落とし穴がある。たとえば、フルHDの解像度を実現するための画素数(有効画素が200万画素)を満足していなかったり、バッテリの持ちが悪く撮影時間が異様に短かったり(カタログ上のスペックが40分なんてモデルもある)などのトラップが仕掛けられていることがわかった。短時間のものをお気軽にサクッと撮る人にはいいのかもしれないけど、私が欲しているものと違う。そして大容量バッテリーは別途購入できるけど、数千円の追加コストがかかる。


で、他のメーカーも見てみました。メカとして一番魅力的だったのは空間手振れ補正機能があるソニーのモデル。ところが、他の同レベルのスペックのものと比較するとお高い。空間手振れ補正機能が無いモデルもありますが、やっぱりちょっとお高い。画質の良さと手振れ補正の完成度を考えるとソニーは魅力的ですが、ブランドの力なのか残念ながら3万以下で購入できる安価な現行モデルがないんですよね。




キヤノンも見ましたが、私が欲しい価格帯のものはめぼしいモデルがない。そこそこ高い価格のモデルは評判がよいけれど、安いモデルはイマイチ。高級機はさすがにカメラメーカーとしてのプライドを大いに発揮したモデルが多く評判も良いようですが、カメラメーカーとしての実績による安心感はあるんだけど、私が探しているものは無い。


んで、パナソニックですよ。

パナソニックは、価格も手頃な価格のモデルが多く、ターゲットとしているユーザが明らかにファミリー向けの用途で、高いクオリティよりも操作が簡単で手軽に撮影できることをアピールしている。
ボケ味とか映画のような綺麗な映像は期待できませんが、私のように安価なビデオカメラを選ぼうと思ったときに、まず最初に考えるべきメーカーかもしれません。

  • そしてビデオカメラを購入した

で、購入したのがこれ。
Panasonic HC-V210M




連続撮影時間が135分、ズームは38倍、有効画素数は220万画素、本体重量185g(バッテリ装着時は228g)、光学式手振れ補正、価格は2.5万円以下。
他と比較して際立った弱点はありません。悪く言うとカメラとしての面白みがなく、モノを持つ喜びも感じられませんが、運動会用途と割り切って購入するには悪くない選択肢だと思います。


悪い点を挙げるとすれば、

 ・操作がタッチパネル式ではない
 ・内蔵メモリが8GBと少ない
 ・レンズのカバーが手動。撮影後に閉め忘れる可能盛大
 ・SDカード用の開閉部が開きやすく、いつのまにか開きっぱなしになることがある


と、不満点はありますが、コストパフォーマンスを考えるととてもいい買い物だったと思います。そもそも、一眼レフとビデオカメラの2つを持ち歩くのは億劫と思って、カメラとビデオを1つに絞ろうと考えていましたが、ビデオカメラの本体重量が200g以下になったことで、たいした重荷にならないってことに後から気づきました。


これまで私が使っていたソニーのビデオカメラ(SR-60)というモデルと比較しても、映像の綺麗さは雲泥の差で数年の進化を実感できます。
上位機種のHC-V520Mなどと比較すると明らかに不人気なモデルですが、穴が無く安価に使いたいというニーズを満たしてくれるとてもよいモデルだと思います。10月に運動会があるけれど、安くて手頃なビデオカメラが欲しいという方におススメしたモデルです。