最近、自宅のPCを買いかえた。選びに選んで買ったMacBookPro。
そして数ヶ月使って思ったこと。
「期待してたのとちがーう」
俺のような人は他にいるんだろうか。
少数派で同意してくれる人は少なそうだけど。
今年の2月にMacBookPro(13インチ、Retina無し)買った。
いろいろ吟味して、数ヶ月迷った末に購入したものだ。
送られてきた時は久しぶりに心が躍った。
こんな感覚は初代iPodtouchが送られてきたとき以来かもしれない。
この魂のウキウキ感。心躍るとはまさにこのこと。
Macを使うのは本当に久しぶり。
15年ぐらい前にバイト先にPerformaやPowerBookがあって、
Photoshopの操作を教えてもらった。
写真のレタッチやら当時作っていたホームページのロゴ作成とか、
バイト先のホームページに使う画像などを作らせてもらいながら、楽しませてもらった。
Macに触れるのはそれ以来のことだ。
MacBookProを使い始める前までは、俺は、このブツを使ってみたら巷のマカーみたいに、
Mac最高ですみたいになるんじゃないかと思ってた。
イャッホウできるんじゃないかと思ってた。
Win使ってるやつは情弱とか言ってしまい、俺が変わってしまうのかとか考えたりした。
でもそんな事にならなかった。
操作がわからないわけではない。
普通に使うぶんには新鮮で、使いやすくて、そこそこ楽しい。
けどそんなに楽しくない。
なんだか狭い箱庭の中で限られた空間で楽しまされてる的な感覚。
いや、何でなんだろう、この感じ。
たしかにマジックパッドは新鮮で便利だし、
ブラウジングするには便利だなーっておもうけど、
それ以上のメリットはなく、マウスなしで作業が全て大丈夫かっつーと
これで作業できるかっつーと、作業効率的にはちょっと無理、いやかなり無理って思うの。
まぁ、そんなの慣れなんだってわかってるんだけど、
いろいろやろうとしてもたちまちいろいろと止まってしまうの。
使い勝手だけじゃない。例えばサファリも意外とあれで、
サファリからフェイスブックのメッセージやりとりしようとしたら
送信の入力欄にひらがなを表示してくれな かった。
メッセージ送信後に確認するとちゃんと表示されてんのに。
まぁ、こんな出来事がしばしばあり、
少なくともMacは日本では少数派なんだなーと思わざるを得てしまった。
それ以上に痛いのが、Macになった途端にWindowsで使い慣れたツールを
Mac向けに一新しなきゃならないってこと。
PCを新しい環境に移す作業は嫌いじゃないんだけど、操作まで覚えなきゃいけないのは面倒。
しかも、選択できるソフトの種類が少ないし。
やっぱり大多数ってのはそれなりのメリットがあるんだなーと改めて思った。
と、まぁ、ここまで書いてみたが、一言で言えばスイッチングコストなんだろうと。
つまり、自分にとって、慣れてしまったWindows環境から抜け出すための
メリットがMacには見いだせなかった、ということに気づいた。
で、結局のところBootCampを使ってMacにWindows7を入れてWindows専用機として使ってる。
使ってみて改めて感じたこの安心感。キーボードの配列以外に特に不満は無い。
期待値高杉たったんたろうなと思う次第。
でも、俺みたいな男は意外といるんじゃないかな。って思った今日この頃。