流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

ドラマとは違うパラレルワールド「ハゲタカ2」


時間を忘れて読みふけりました。やっぱり「ハゲタカ2」も面白い!!


ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)


ストーリーは前作のような経済小説としてのバランスのよさは半減したものの、
よりダイナミックでスケールが大きい話の展開にぐいぐい引き込まれてしまいました。


なんだろう、この感じは・・・スパイものの雰囲気に近いかな?
私が感じたのは山崎豊子さんの「不毛地帯」の雰囲気が入ってましたね。これは。



それぞれの登場人物たちを見て思うのは、
私たちが欲しているリーダーはいったい誰なんだ。
ってこと。


会社のリーダーしかり、国のリーダーしかり。


自分の理想とするリーダーって誰なんだろう。
鷲津なのか、芝野なのか。


ただ、1つわかったのは、リーダーは覚悟を決めなきゃならんってことなんだろうなって思う。


サムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えている


常にこうありたい。