財務3表一体理解法
損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)からなる、いわゆる「財務3表」の役
割と関連性を分かりやすく解説する書。著者は本書を読み解くことによって、「簿記や仕訳を勉強した人とさして変わりがなく、『全体像の把握』についてはそれ以上の理解が得られる」と語る。
個人的にはこの本の凄いところは、初めて勉強するものにとって財務が「それほど難解ではない」と思わせてしまうところだろう。
内容は、損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)がそれぞれつながっているため、一回ごとの取引ごとにそれぞれを一体のものとして理解するというところだ。これを予め理解してる人にとっては読む必要はないかもしれないが、私が知る限りそういう人は数少ない。
読みやすい文章なので、「財務を勉強したいけど、何から手をつけたらいいかわからない」そんな人にお勧めだと思います。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 新書
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