流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

勝手広告

mediologic(http://www.mediologic.com/weblog/archives/001516.html)で「勝手広告」というジャンルがあるのを知った。面白いじゃないですか。


はてなダイアリーのキーワードによると・・

勝手広告とは
インターネット上で(主にYouTubeなどを使って)、個人が企業の広告活動とは関係なしに、作成し、発表した広告。次世代広告を考える活動だとも言われている。


どうやらYouTubeなどに、一般ユーザーなどが企業広告風の自主制作のビデオをアップロードするものを一般的に「勝手広告」と呼ぶらしい。いくつか見たけど、ヘタなCMよりも全然おもろい。まぁ、いくつかの勝手広告はプロが作っているのだからクオリティが高いのは当たり前といえば当たり前だけど。。。


普通のテレビCMは、企業が有名人などを使って商品をアピールする。有名人などを使うことによって商品力をアピールできるし、一流の演出家による演出がされているため、結果として商品の知名度やブランド力が上がる。しかしながら、mediologicにも書かれているように、テレビ広告という特性上、15秒とか30秒とかの制約があるなかで商品の魅力を伝えなければいけない。また、テレビCMは企業イメージを大きく損なうようなCM作りは許されず、結果として自由度が低くなってしまっているというのが現状なのだろう。


それに対し、勝手広告は、ユーザーが自分達が作りたいものを勝手に作ったコンテンツなので、内容について制限を受けることが無い。あまりにもひどいコンテンツは削除要求をされるだろうが、それはネット上にアップロードされる全てのコンテンツと同じだ。


そもそも企業側が意図していないやり方でユーザー側が広めてくれるのは色々な観点から良し悪しあると思うけど、まぁこれもバイラルアドの一種なので、ユーザ側がひどい悪意を持ってけなしたり嘘の内容を書かれたりしない限りは認められるべきとおもうし、企業側からも新たな価値の発見という観点からも黙認されるんではないかと。


というわけで、私も勝手広告というか広告風作品を試しに作ってみました。




今後、このような試みは「新たな広告のカタチ」として少しずつ一般的に認められていくのでしょう・・・。今後、どんなアイディアを使ったコンテンツがでてくるか楽しみです。