流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

フェルマーの最終定理を読んだ


Nikkei BP(Biztech)に書評が出ていたので今更ながら読んでみた。
この本、数学好きにはたまらないだろう。数学好きの方々には是非とも読んで欲しい。


この物語、簡単にあらすじを書くと、フェルマーの最終定理をめぐるストーリーで、アンドリューワイルズという一人の数学者を主人公としながらも、数学者たちが試行錯誤を繰り返し、時に迷う数百年にもわたる真実の物語である。


歴史はいろいろな人が築き上げた蓄積の上に成り立っているという事実。そして、そこに至るまで数多の失敗が繰り返されているであろう悲しい真実。この世の真理を究明しつくしたいという数学者たちの究極の目標。かくも人類最強の英知をして、このような取り組みをするのだろうか!?
という疑問が、少しなりともわかった気がした。


ま〜でも。なんだろうなー。
あー、数学がもうちょっとわかったら、数百倍楽しかっただろうに!!というのが、僕の感想です。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)