流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

Gphoneのウワサ


Cnetを見てたら、どうやらGphoneのウワサがあるらしい。Gphoneってのは、Google電話のことね。


という記事を読んでみた。フムフム。そんなウワサがあるんですか。なるほど。Googleだったら何するかわからん会社だからな。ありえるかも。と一瞬おもった時点で考えてみた。関係者の話もリークされてるし。


いや・・・、まてよ。そんなことってあり得るんだろうか。。。


うーん。フツーに考えてみると、今まで「地球上のあらゆる情報をインデックス化しようぜ」的なところからは若干外れる気がするし、広告収入とも違うし、そもそも群雄割拠で各社がしのぎを削るデバイス販売に踏み出すなんてことは現時点でってありえるんでしょかなどと思ったわけですよ。仮にデバイスがGoogleが考える「携帯電話では無いデバイス」だとしても・・・だ。


たぶん、このウワサの原因は1つではなく、昨今の動きを総合的に踏まえたうえでの憶測に過ぎないのだろう。


>同社最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は最近、2008年初めの700MHz帯域のオークションに
>同社が参加する予定であると述べた


まぁ、大きなウワサの元としては、こんな記事コレ↑
が出ていたこともあると思います。


池田信夫先生がおっしゃっているように、電波は既得権益であり、新規参入者の障壁にすらなっている。その障壁を乗り越える方法はオークションに参加するか、その周波数帯の権利を持っている企業を買収するなどの方法しかない。Googleが急ぐんだったら、アクセスデバイスの前にネットワークの方を先に手を付けるだろう。とすれば、周波数の権利を持っている会社を買収するというウワサが出てくるはずだけど、特には聞いてない。


そして、モバイル分野に対して積極的ということは、昨今の動きを見てみても良くわかる。
auのGmailの記事とか、ドコモのGoogleマップの記事とか。
でも、いささか早すぎで可能性としては低すぎるという感じがします。


などなどを考えると、まぁ可能性としては限りなく低いよねというCnetの記事に激しく同感で、Googleの昨今の動きを見る限りは、2週間以内にGphoneを発売する可能性は限りなくゼロに近いと思う。


んじゃ、なんでこんなウワサが出てきたのであろうか。
おそらく、多くの人は日本でも感じているでしょう・・・。
携帯電話というか、アクセスデバイスになんとなーく感じられる一種の閉塞感を打破するパワーを、ヒーローに求めているんではないかと。
それがたまたまGoogleなのではないか。。。


でも、そんなウワサが記事になるGoogleって会社はやっぱりCoolですよね。