流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

次世代ゲーム機の覇権争いについて

MNPについて書きたいが、とりあえずその話題は明日ってことで、今日はゲーム機について書いてみようと思う。
これからのクリスマス商戦は色々と楽しいことがおこりそうだ。何故って・・・それはPS3Wiiのゲーム機商戦があるから。



PS3Wiiの戦いを見ていると、どうしてもセガサターンと初代PS(プレイステーション)との戦いを思い出してしまう。


当時はアーケードゲームを核にゲーマーを取り込んだセガサターンとライトユーザをターゲットに絞って裾野を広げた戦略をとったPSとの戦いになったが、結果は皆ご存知の通り、PSの圧勝に終わった。


勝因は色々あったと思うが、Wikipediaによると
サードパーティ獲得戦略とゲーム流通改革によりもたらされた圧倒的なゲーム数によって市場の主導権を握った。特に、ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンクエストシリーズの両シリーズが新作の供給先をスーパーファミコンから当機に変更したことで、大勢が決したと言われる。」とある。


このときの勝敗の決め手になったのは、年に数回しかゲームをしないライトユーザだったと言われている。セガサターンの敗因はたくさんあるが、ライトユーザを取り込むような「やりたいゲーム」がなかった。これはヘビーユーザーを得意とするSEGAが開発環境を含めたサードパーティの獲得を増やす努力を怠った結果だろう。


翻って、PS3Wiiである。
PS3が値下げしたが、それでも「安い」と感じるはゲームのライトユーザの中でどれだけいるだろうか。少なくとも、わたしはそうは思わない。また、グラフィックを生かしたゲームで、ライトユーザーをどれだけ掘り起こせるかにかかってくると思う。


マシンが普及しなければゲームは売れない。ソニーによるPS3の値下げは勇気ある決断で、まともな判断だと思うが、それでもまだまだ高いと言わざるを得ない。ここ数年のソニーは全体戦略や過去の成功とグループの全体戦略が足かせとなってソニーらしさを発揮できない場合が多い。
ソニーは大好きな会社だけに、これからもがんばって欲しいものである。


Nintendoが書いてないぞとか、分析がむちゃくちゃとか、何がいいたいのかわからんとか、色々と抜けがあるのはご愛嬌ってことでご勘弁ください。