流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

ブログが人を傷つける

ブログが人を傷つける・・・って考えたことがあるだろうか。
今まで思いもしなかった事実。でも、悲しいことに身をもって感じてしまった。


私は、映像編集を趣味の1つとしている。
そのきっかけとなったのが、1年前に後輩(仮にAさんとしておく)に依頼された結婚式の2次会ビデオだった。


その2次会のビデオはお遊びながら、本当に手間と時間をかけて作成した。
作成のためのソフトや機材、そして場代(諸々の事情含む)で、25万近くかかった。素人のお遊びとしてはやりすぎかもしれない。
お金だけではない。毎週末はかならずビデオ作成のために同僚とビデオ作成に興じ、数ヶ月にわたっての力作で、総工数は100時間を越えた。

もちろん本当のプロが作成したものとは比べようも無いが、素人の作成ビデオとしては、ありえないレベルの仕上がりだったと自負している。ビデオ作成は手探りの状態であったが、私の同期(Bさんとしておく)と2人で懸命に作成し、やっとの思いで完成させた。
そのビデオ上映の際はかなり緊張したが、「今までの2次会でイチバンだった」とか「ビデオ最高だった」などなど、全く知らない人を含めさまざまな方からコメントを頂き、格別の思いだった。
大変だったけど、Aさんからは感謝されたし、それなりに得るものがあったと思っていた。


そんな中、先日またもAさんからビデオ作成を依頼された。Aさん本人のビデオではなく、共通の後輩(Cさん)のビデオ作成。AさんはどうやらCさんからお願いをされたようである。Aさんは私とBさんに対して「お願いします!」と言ってきたため、私は快諾することにした。


ところが、彼のmixiの日記に


「Bさんにビデオ作成という仕事をお願いし、引き受けてもらえることになった。
 大変な仕事をBさんに引き受けてもらうことになってとてもうれしい」
という内容が書かれており、私のことが一切かかれていない。


私はCさんのビデオ作成はもちろんのこと、以前に作成したAさんのビデオ作成をも否定された気分になった。
私は1年前に作成したAさんのビデオ作成に関し、Bさんと同じ程度の時間を費やし、同じ程度の熱意を持ってビデオ作成に臨んだつもりだったのだが、そのブログのおかげで全てが吹き飛んでしまった感覚に陥ってしまった。


おそらく本人に悪意は全くないだろう。ただ、ブログは日記だが、多くの人が目を通すものだという意識が低かったのだと思う。

多くの人が見る可能性がある以上、ブログの公開に関して一定の配慮はすべきだなと痛切に感じた。
ま、愚痴なんですが、みなさんもお気をつけください。