近畿や関東地方の運送会社に対し、タクシー運転手を名乗る男から電話がかかり、「おたくの配送トラックが落ちていた牛乳パックを踏み、中身が客の服にかかった。客の携帯に電話してほしい」と要求、連絡すると別の男が弁償金を銀行口座に振り込むよう請求する事件が、今年に入って約70件、相次いでいることがわかった。
大半のケースでタクシー運転手の名前は同じで、大阪府警や警視庁などは、同一グループによる新手の「振り込め詐欺」事件とみて捜査している。
(読売新聞) - 4月14日19時8分更新
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いろいろな詐欺の手口がありますなぁ。
大手ゼネコンに勤めている私の友人のところにも、姉歯事件の直後ぐらいに振り込め詐欺の電話がかかってきていたようです。
サギ師「おたくのところのXXって物件やけどなぁ。アレ、耐震強度あらへんで」
友人「うちの物件は手抜き工事してません」
サギ師「いや、確かな話やで。うちはあんたのところの下請け○○社の孫受け会社のところで仕事やらせてもろうて、そのときに手抜きしたんや。間違いない」
友人「知るかボケ!」
という感じで電話を切るらしいですが、最初に電話がかかってきたときには結構びびったとか。
昔も今も、サギってのはいろいろな手口があるようですな。
デヴィッド・W. モラー, David W. Maurer, 山本 光伸 / 光文社(1999/09)
この本は面白かった。
案外、社会的に成功しているいわゆる大物と呼ばれる人と、超一流の詐欺師ってのは案外と共通点が多いかもしれないなと思ってしまいました。。
そういえば、クロサギってテレビ番組やってるみたいですね。見てないけど。