ずいぶんと遅くなったが、東野圭吾先生が直木賞を受賞しましたな。
なんでも、「面白いゲームやったな。勝ててよかった」とコメントしたらしい。本当かどうか知りませんが、先生らしいコメントですね。
東野圭吾先生は、私の大好きな作家の一人で、作品はほぼ読破しています。
刊行されて話題になっていたのは知っていましたが、じっくり読もうと思い年末の休暇まで取っておくつもりでした。ところがこのミスで1位になったのを知ってしまったため、年末を待たずに読んでしまった。すげー仕事忙しかったのに。。。
でも、眠さが気にならないぐらい素晴らしい作品で、個人的には今まで最高だと感じた白夜行と並ぶ作品の出来栄えだと思います。
白夜行は、いつの間にかミリオンセラーになったとか、ドラマ化されてたりとか、すごい勢いですね。
もともと有名な作家でしたから特に特別な感情はありませんが、大好きな作家だけに、一過性の人のように見られないように、今後もどんどんすごい作品、そして東野先生の特徴である幅の広い作品を描いていってほしいものです。
東野先生は、いままで直木賞の候補に何度か挙げられながら受賞することができず、毎回涙を飲んでいたとか。未読の方はそんな想いも胸に、「黒笑小説」を読んで見てください。ニヤリとする・・・かも。