流されず逆らわず

コンピュータ関連のお仕事をしております。不惑を超えても惑い続ける男です。二児の父。

トルコ旅行7日目(デニズリ→イスタンブール)

パムッカレからイスタンブールへの移動の日。


 今日はパムッカレからイスタンブールの移動で、昼過ぎにはイスタンブールに到着する予定だ。朝5:30に起床して朝食を摂ってから6:30に出発する。6:00から食事を食べ始めたのだが、その間にも欧米人がそろぞろ入ってくる。奴らは本当に朝早いなぁ。


 朝食を済ませ、早々に出発すると道脇に見たことない動物が・・・。ウマみたいなイヌみたいな変な生き物だったけど、何だったんだろう。すぐにバスが来たので、満足に写真を撮ることもできませんでした。


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 乗り合いバスでホテルからデニズリまで行き、イズミール行きのバスを探す。相変わらずうざいデニズリの客引きを避け、イズミール行きのバスチケットを購入する。イズミールからデニズリ行きは14リラだったのに、なぜか帰路は10ドルに・・・。同じ路線で複数社のバスがほぼ同じ時間帯で走っているので、価格交渉は可能なようだ。


3時間ほどバスに揺られ、イズミールのオトガルに到着する。

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そこで初ドネルケバブを食す。海外の食べ物は日本人の口に合わないことが多いが、ケバブは普通に美味しかった。チャイとあわせて一人4.5リラ。結構安いなぁ。


ちなみに、ドネルケバブは普通のレストランに置いてません。トルコに行く前はフツーに店に置いてあるだろうと勘違いしていたのだが、普通のレストランには置いてませんでした。多分、ノリとしては日本でいうたこ焼きやホットドッグなどのB級グルメに属するような食べ物のように思える。(違ってたらごめんなさい)


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 イズミールのオトガルから空港に向かうバスを探そうと試みるが、なかなか見つからない。係員に聞いても「そんなものは無い」と言われる。そんなハズないのに・・・。諦めてタクシーに乗ろうとすると50リラよこせと言う。イズミール空港からオトガルのバスが1人7リラだったので、それは高すぎると交渉したが、なかなかまとまらない。色々声をかけたが、中にはいわゆる「白タク」も声をかけてきたがお断りした。白タクは何が起こるかわからないしね・・・。


 結局、40リラで乗せてくれるというタクシーにお願いして乗せてもらった。交渉した時には「40リラは高い」と感じたが、実際に走った距離を見ていたら27kmも離れてた。ま、妥当な金額だった。



 イズミール空港で飛行機の出発を待ちつつ、もう何度も飲んだEFESで乾杯。トルコビールの代表であるEFESはクセのないすっきり味。日本人の口に良くあう。だが、空港のビールは高い。一人12リラもしました。うわ、高けぇ。


 特にトラブルも無く、イスタンブールの空港に到着。メトロに乗って市内に到着。市内と空港の間はちょっと距離があるので、空港から市内までは荷物がそれほど気にならなければ地下鉄を使った方がリーズナブル。一人1.1リラでOK.ただし、国内線の空港から地下鉄の駅まではちょっと歩くので注意が必要だ。


 その後、アクサレイという駅から歩いてブルーモスク近くのホテルまで歩く。約3kmぐらい離れていたけど、イスタンブールの雰囲気を知るにはちょうどよかった。歩いている間にも何人もの男に声をかけられた。みんな商売の話をしてきやがります。イスタンブールはやっぱり都会だ。

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 街の雰囲気はホントに何とも表現するのが難しい。ヨーロッパ風であり、アジア風でもある気がする。中東には行ったことないけど、中東っぽくもあるんだろうか。


ホテルにチェックインし、市内の名所のひとつであるガラタ橋をまず見学することに。ガラタ橋そのものは何も特徴のない橋だが、橋の上から旧市外を眺めるとブルーモスクなどの寺院などが見え、とても眺めのいい橋だ。ここから見える景色はカッパドキアやパムッカレとは違った趣がある。この橋、市民にとっても重要な交通要所で、新市街と旧市街をつなぐ交通量がとても多い。


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その後、ガラタ搭へ。タクシム広場に通じる丘の中腹にあり、少々わかりづらい場所にある。搭は9階建てになっていて、7階がエレベータのエントランスと8Fと9Fがレストランになっている。9Fの外側が展望台になっていて、イスタンブール市内を見渡せる。


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非常に気持ちのよい眺めだ。特に、アヤソフィアやブルーモスクを見渡せる旧市街地方面の眺めはなかなかのものだ。ガラタ搭は展望台以外は特に見所がない。


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夕食はタクシム広場近くの中華料理店で久しぶりのチャーハンを食べた。決して美味しいと言える味ではないんだろうが、旅行中はトルコ料理ばかり食べていたため、とても美味しく感じた。ツレは麻婆豆腐だったが、白米がとてもマズそう。チャーハンにして正解だったな。


タクシム広場はイスタンブーラーにとっての渋谷みたいなところだ。若者が集い、飲食店やブティックなどが立ち並ぶ。ここを歩いていると、イスタンブールは都会だとつくづく思う。トルコと言うお土地柄、アジアが少し入っているからか、ヨーロッパを歩いているときに覚えたような違和感はあまりない。


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 タクシム広場に向かうにはバスかタクシーか、メトロ+トラムの乗り継ぎの方法がある。地図上だとわかりづらいが、タクシム広場は丘の上にあるので、バスやタクシーはドルマバフチェ宮殿の近くを通っていく。タクシーに乗った直後は、明らかに遠回りをしているように思えたので、ぼられているのかと思ったが、そうではなかった。ごめんよタクシーの運ちゃん。こういうことも、ガイドブックには詳しくかかれてないんだよなー。


 ガラタ橋を渡りながら夕暮れ時の写真を撮りながら橋を渡る。夕暮れ時の景色はとても綺麗だ。橋を渡りきり、旧市街地側で体を休めていると、バッグのチャックが半開きになっていることに気がつく。そして、デジカメを盗まれたということに気がついた。


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きわめてショック・・・。30分ぐらい立ち上がることができなかった。最後に写真を撮り終えた後は、ほぼ立ち止まっていないので、いつ盗まれたかすらわからない。

暮れ行くトルコの町並みを眺めながら、かなりブルーな気持ちになってしまいました。

ホテル近くのレストランでビールを飲みなおすも、ブルーな気分は晴れず、そのまま早めにホテルに戻り、早々に寝てしまいました。